出版社内容情報
トンネルを抜けるとそこは… 鉄道トンネル敷設の歴史的背景とその発展を紐解く鉄道黎明期には、トンネルは鉄道建設の可否やルートの決定を左右するほど「難物」だったが、戦後になると、鉄道近代化の「切り札」となる。こうした鉄道トンネルには、鉄道技術の発展の様子ばかりでなく、日本の近代化の歴史全般を見ることができる。その歴史には、日本人の叡智とトンネルのある各地の人々の知恵がおもいっきりつまっている。鉄道トンネルを通して、ニッポン再発見ということだ。
はじめに
1 トンネルの基礎知識
2 日本列島の背骨を貫く鉄道のトンネル
3 トンネルの工法
4 明治時代を代表するトンネル
柳ヶ瀬トンネル:初めて中央分水界を越えた鉄道のトンネル
碓氷峠:トンネルに始まりトンネルで終わった104年の歴史
板谷峠:明治時代にできたトンネルを新幹線が通る
冠着トンネル:3世紀に渡る現役の鉄道トンネル
笹子トンネル:高尾~塩山間は日本有数のトンネル街道
5 昭和初期を代表するトンネル
清水トンネル:敗れなかった10000メートルの壁
丹那トンネル:15年間に及んだ難工事
関門トンネル:日本初の海底トンネル
6 戦後を代表するトンネル
北陸本線:トンネルにより近代化された路線
青函トンネル:世界に誇る日本一のトンネル
中山トンネル:歴史に残る水との闘い
鍋立山トンネル:まれに見る難工事として世界に知られるトンネル
7 新幹線――地上を走る地下鉄
8 地下鉄――都会のトンネル
終 リニアの時代へ――空飛ぶ飛行機に対して鉄道は地中へ
トンネル豆知識
さまざまな最古のトンネル
扁額のいろいろ
北陸トンネルの列車火災事故
北陸急行ほくほく線にもあるトンネル内の駅
さくいん
参考文献
小林 寛則[コバヤシ ヒロノリ]
著・文・その他
山崎 宏之[ヤマザキ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
トンネルを抜けるとそこは…鉄道トンネル敷設の歴史的背景とその発展を紐解く。
目次
1 トンネルの基礎知識
2 日本列島の背骨を貫く鉄道のトンネル
3 トンネルの工法
4 明治時代を代表するトンネル
5 昭和初期を代表するトンネル
6 戦後を代表するトンネル
7 新幹線―地上を走る地下鉄
8 地下鉄―都会のトンネル
終章 リニアの時代へ―空飛ぶ飛行機に対して鉄道は地中へ
著者等紹介
小林寛則[コバヤシヒロノリ]
1958年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。大手旅行会社勤務を経て、今人舎に入社し、編集業務に従事
山崎宏之[ヤマザキヒロユキ]
1957年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後に大手鉄道会社勤務。2016年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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