シリーズ・ニッポン再発見<br> 鉄道とトンネル―日本をつらぬく技術発展の系譜

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シリーズ・ニッポン再発見
鉄道とトンネル―日本をつらぬく技術発展の系譜

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623081110
  • NDC分類 514.9
  • Cコード C0336

出版社内容情報

トンネルを抜けるとそこは… 鉄道トンネル敷設の歴史的背景とその発展を紐解く鉄道黎明期には、トンネルは鉄道建設の可否やルートの決定を左右するほど「難物」だったが、戦後になると、鉄道近代化の「切り札」となる。こうした鉄道トンネルには、鉄道技術の発展の様子ばかりでなく、日本の近代化の歴史全般を見ることができる。その歴史には、日本人の叡智とトンネルのある各地の人々の知恵がおもいっきりつまっている。鉄道トンネルを通して、ニッポン再発見ということだ。

はじめに
1 トンネルの基礎知識
2 日本列島の背骨を貫く鉄道のトンネル
3 トンネルの工法
4 明治時代を代表するトンネル
  柳ヶ瀬トンネル:初めて中央分水界を越えた鉄道のトンネル
  碓氷峠:トンネルに始まりトンネルで終わった104年の歴史
  板谷峠:明治時代にできたトンネルを新幹線が通る
  冠着トンネル:3世紀に渡る現役の鉄道トンネル
  笹子トンネル:高尾~塩山間は日本有数のトンネル街道
5 昭和初期を代表するトンネル
  清水トンネル:敗れなかった10000メートルの壁
  丹那トンネル:15年間に及んだ難工事
  関門トンネル:日本初の海底トンネル
6 戦後を代表するトンネル
  北陸本線:トンネルにより近代化された路線
  青函トンネル:世界に誇る日本一のトンネル
  中山トンネル:歴史に残る水との闘い
  鍋立山トンネル:まれに見る難工事として世界に知られるトンネル
7 新幹線――地上を走る地下鉄
8 地下鉄――都会のトンネル
終 リニアの時代へ――空飛ぶ飛行機に対して鉄道は地中へ
トンネル豆知識
  さまざまな最古のトンネル
  扁額のいろいろ
  北陸トンネルの列車火災事故
  北陸急行ほくほく線にもあるトンネル内の駅
さくいん
参考文献


小林 寛則[コバヤシ ヒロノリ]
著・文・その他

山崎 宏之[ヤマザキ ヒロユキ]
著・文・その他

内容説明

トンネルを抜けるとそこは…鉄道トンネル敷設の歴史的背景とその発展を紐解く。

目次

1 トンネルの基礎知識
2 日本列島の背骨を貫く鉄道のトンネル
3 トンネルの工法
4 明治時代を代表するトンネル
5 昭和初期を代表するトンネル
6 戦後を代表するトンネル
7 新幹線―地上を走る地下鉄
8 地下鉄―都会のトンネル
終章 リニアの時代へ―空飛ぶ飛行機に対して鉄道は地中へ

著者等紹介

小林寛則[コバヤシヒロノリ]
1958年、東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。大手旅行会社勤務を経て、今人舎に入社し、編集業務に従事

山崎宏之[ヤマザキヒロユキ]
1957年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後に大手鉄道会社勤務。2016年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

11
先日ブラタモリで天城の特集があったこともあり、…そしてこれがなければ地元は東海道線が通っていたのだろうなということもあり、丹那トンネルの章が面白かった。何度も地震に襲われ、芦ノ湖の3倍もの水が流出するので、トンネル内の気圧を高めることで地下水の流出を抑えて、作業を続ける。戦前でこの作業ってすごいよなあと思った。7年の予定が15年工事は掛かり、関東大震災の影響で直線だったはずのトンネルはS字カーブに。そして周辺の水田やワサビ田はトンネル完成後に全滅。…それでも確かに丹那トンネルは必要だったんだよなと思う。2018/05/19

犬養三千代

6
2018年4月20日初版第一刷 小林寛則 山崎宏之 明治の開国から鉄道の開設に伴うトンネル建設についての解説本。 日本最初のトンネルが石屋川トンネルだとは!山岳トンネルの最初、逢坂山トンネルなどなど。 山が国土の8割なのでその努力技術に脱帽した。2018/09/15

やまほら

5
トンネルの技術等について冒頭で触れた後、時代順に代表的なトンネルが紹介されていく。著者2人はトンネル関係者ではないので、難しさはなく読みやすく、時代時代の苦労が感じられるのがよかった。津々浦々に鉄道を通すために発展したトンネルの技術が、新幹線やリニアにより津々浦々から鉄道を奪っているというのは確かになあ、という指摘。2018/05/13

とりもり

5
鉄道史を代表する難工事のトンネルを次々と紹介しており、非常に読み応えあり。また、クロスリファレンスがしっかりしており、学術書のよう。一番印象に残ったのは丹那トンネル。湧水を抑えることができずに地上の水田やワサビ沢を全滅させてしまうって一体…。また、中山トンネルの半端ない難航振りも壮絶。本文中でも触れられているが、効率を重視し過ぎてトンネルによる「地上を走る地下鉄」化が、鉄道本来の意義を見失わせつつあるのは残念な限り。不毛な飛行機との所要時間競争に明け暮れず、車窓風景の復権を願わずにはいられない。★★★★☆2018/05/06

onepei

3
変わった本だが楽しんだ2018/05/13

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