出版社内容情報
臨床発達心理士としての基盤を培うために、関連法も紹介しつつ乳児期から高齢期までの生涯発達支援に求められる支援のあり方を論じる専門職の社会的役割や職業倫理についても触れながら、乳児期から高齢期にわたる生涯発達支援において求められる支援のあり方を紹介する。現場で活躍する心理士にも必読の一冊。
シリーズ刊行にあたって
はしがき
第?部 臨床発達心理士の社会的役割
第1章 臨床発達心理士の成立とその専門性
1 成立の歴史・誕生の背景
2 本資格の特徴
第2章 臨床発達心理士の職業倫理
1 倫理の基本
2 倫理綱領と倫理・懲戒規程
3 倫理問題と臨床発達支援の形態
4 倫理問題と臨床発達支援の現場
5 専門職としての成長と倫理問題
第3章 臨床発達心理士の高度専門性の確立
1 臨床発達心理士としての成長
2 関連諸職種とのチーム・アプローチとコンサルテーション
3 スーパービジョンとは何か
4 臨床発達心理士スーパーバイザー資格とその特徴
第?部 生涯発達における臨床発達支援
第4章 育児への支援
1 育児への支援とは何か
2 育児への支援の現状
3 育児支援の方法
4 育児支援に求められる専門性
5 支援の実際
第5章 保育への支援
1 保育への支援とは何か
2 保育を取り巻く現状と支援ニーズ
3 保育への支援に関わる心理職
4 保育支援に求められる専門性
5 支援の実際
第6章 学童期における支援
1 学童期における支援とは何か
2 学校を取り巻く現状と支援ニーズ
3 学校現場における支援の方法──学校コンサルテーション
4 放課後支援
5 放課後支援の方法──学童保育コンサルテーション
6 学童期の支援に求められる専門性
7 支援の実際
第7章 前期青年期における支援
1 前期青年期における支援とは何か
2 中学・高校生への支援の現状と支援ニーズ
3 方法──学校コンサルテーション
4 高等学校での学校コンサルテーションの実際
5 前期青年期の支援に求められる専門性
第8章 後期青年期における支援
1 後期青年期における支援とは何か
2 大学生への支援の現状と支援ニーズ
3 障害のある青年への支援の現状と支援ニーズ
4 関連する法案と支援との関係
5 方法──カウンセリングとコーディネーション
6 後期青年期の支援に求められる専門性
第9章 成人期以降における支援
1 成人期における支援とは何か
2 成人・中年期の現状と支援ニーズ
3 高齢者への支援
4 方法──カウンセリングとコーディネーション
5 成人期以降の支援に求められる専門性
文 献
索 引
臨床発達心理士認定運営機構[リンショウハッタツシンリシニンテイウンエイキコウ]
監修
西本 絹子[ニシモト キヌコ]
編集
藤崎 眞知代[フジサキ マチヨ]
編集
目次
第1部 臨床発達心理士の社会的役割(臨床発達心理士の成立とその専門性;臨床発達心理士の職業倫理;臨床発達心理士の高度専門性の確立)
第2部 生涯発達における臨床発達支援(育児への支援;保育への支援;学童期における支援;前期青年期における支援;後期青年期における支援;成人期以降における支援)