MINERVA人文・社会科学叢書<br> グローバル化のなかの労使関係―自動車産業の国際的再編への戦略

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MINERVA人文・社会科学叢書
グローバル化のなかの労使関係―自動車産業の国際的再編への戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623079094
  • NDC分類 366.5
  • Cコード C3334

出版社内容情報

国際的な労働規制の可能性を検証する これまで一国内で機能してきた労使関係は、いかにして国境を超えていくのか。世界中に生産工場と開発拠点を持つ大手自動車メーカー。各社は、本国以外の国や地域でいかなる労使関係を築いてきたのだろうか。海外工場で発生した労使紛争に、本社の労使は、どう対応しているのか。本書は、インタビュー調査をもとに、フォルクスワーゲンやダイムラーなどの巨大な多国籍企業で進む国際的な労使関係の実態に迫る。伝統的に強力な労働組合が存在する自動車産業を対象に、グローバル労使関係の可能性を探る一冊。



序 章 国境を越えた労使関係の構築

 1 なぜグローバル労使関係が求められるのか?

 2 自動車産業におけるグローバル化と労働

 3 本書の構成



第1章 グローバル化と労働をめぐる議論

 1 はじめに

 2 三つの分析枠組み

 3 国際労働運動に関する研究

 4 労使関係とは

 5 グローバル化とは

 6 おわりに

 7 補論 グローバル化が雇用と労働条件に与える影響:国際経済学の研究



第2章 国際労働基準の到達点

 1 はじめに

 2 実現されなかった多国籍企業の行動規範

 3 自由貿易の拡大と基礎的な労働基準の確立

 4 欧州従業員代表制度の導入

 5 企業による自主規制の広がり

 6 おわりに



第3章 多国籍企業とグローバル・ユニオンの国際協定

 1 はじめに

 2 GFAとは

 3 GFAの内容と適用範囲

 4 GFAの実効性

 5 国際産別組織の取り組み

 6 日本の労働組合の対応

 7 おわりに



第4章 欧州で広がるグローバル・ネットワーク

 1 はじめに

 2 IMF企業別世界協議会の設立

 3 新たなグローバル・ネットワークの形成

 4 ネットワーク会合の議論

 5 海外工場の組織化と現地労組の育成

 6 海外事業所で発生した労働問題への関与

 7 国際労働協約の萌芽

 8 おわりに



第5章 日系労組の国際活動の実態

 1 はじめに

 2 IMF企業別世界協議会の設立

 3 世界協議会の停滞と中断

 4 ネットワーク会合の変容と再開

 5 海外事業所で発生した労働問題への対応

 6 日系労組のグローバル・ネットワークの事例

 7 おわりに



第6章 国際的労使関係の状況

 1 はじめに

 2 労働組合の国際活動

 3 使用者にとっての国際的労使関係

 4 国際的労使関係における政府の役割

 5 おわりに



終 章 グローバル労使関係への道筋

 1 本書の要約

 2 ルールに基づく競争

 3 日本の労働組合について

 4 国境を越えた労使関係の進展

 5 残された課題



参考文献

あとがき

索  引

首藤 若菜[シュトウ ワカナ]
2017年2月現在 立教大学経済学部准教授。博士(学術)

内容説明

世界中に生産工場と開発拠点を持つ大手自動車メーカー。各社は、本国以外の国や地域でいかなる労使関係を築いてきたのだろうか。海外工場で発生した労使紛争に、本社の労使は、どう対応しているのか。本書は、インタビュー調査をもとに、フォルクスワーゲンやダイムラーなどの巨大な多国籍企業で進む国際的な労使関係の実態に迫る。伝統的に強力な労働組合が存在する自動車産業を対象に、グローバル労使関係の可能性を探る一冊。

目次

序章 国境を越えた労使関係の構築
第1章 グローバル化と労働をめぐる議論
第2章 国際労働基準の到達点
第3章 多国籍企業とグローバル・ユニオンの国際協定
第4章 欧州で広がるグローバル・ネットワーク
第5章 日系労組の国際活動の実態
第6章 国際的労使関係の状況
終章 グローバル労使関係への道筋

著者等紹介

首藤若菜[シュトウワカナ]
1973年東京都に生まれる。2001年日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程単位取得退学。2002年、同研究科より博士(学術)の学位取得。山形大学人文学部助教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス労使関係学部客員研究員、日本女子大学家政学部准教授を経て、現職。現在、立教大学経済学部准教授。博士(学術)。主著『統合される男女の職場』勁草書房、2003年(第10回社会政策学会奨励賞受賞、第20回沖永賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao

0
ふむ2025/05/02

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