ミネルヴァ日本評伝選<br> 徳川家康―われ一人腹を切て、万民を助くべし

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ミネルヴァ日本評伝選
徳川家康―われ一人腹を切て、万民を助くべし

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  • サイズ B6判/ページ数 435,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623078691
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0321

内容説明

徳川家康(一五四三~一六一六)江戸幕府初代将軍。三河の弱小大名に生まれたものの、持前の努力と強運、そして家臣団に支えられてついに天下人となった徳川家康。その知られざる人物像を析出しつつ、卓越した戦略と政略、そして政治思想を解明する。

目次

第1章 家康の誕生と幼少時代
第2章 桶狭間の戦いと松平家の独立
第3章 織田・徳川同盟―永禄五年~天正一〇年
第4章 豊臣政権への帰順
第5章 関東移封と江戸入部
第6章 豊臣政権の分裂と秀吉の死
第7章 関ヶ原合戦―新しい歴史像
第8章 徳川幕府の成立
第9章 大坂の陣と徳川幕藩体制の確立
終章 家康の政治と文化
付論 家康の親族と女縁

著者等紹介

笠谷和比古[カサヤカズヒコ]
1949年神戸市生まれ。1978年京都大学院文学研究科国史学専攻博士課程単位取得退学。現在、国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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小鈴

18
戦国の混乱した状況を力だけでなく朝廷官位を利用して秀吉は統一を図る。家康ですらその魅力に恭順。大化の改新以来のインフラが社会の秩序化に向かうことの驚き。真田丸でも描かれてましたが、関ヶ原の戦いは対秀頼ではなく豊臣家の内部抗争、徳川幕府ができたが豊臣家の権威は衰えず二重公儀体制であった!。大阪の陣後に武家諸法度などが初めて成立する。このタイムラグは受験以来ずっと謎だった。成程!。そして、法治主義が徹底される。モデルとしているのは鎌倉幕府なのだ。国書の源の名。武家社会で形成された慣習法の成文化。武家の自然法。2017/04/04

月をみるもの

13
政治・経済・文化・外交、、全ての分野で彼こそが「この国のかたち」のデザイナーだったのだ、、、と実感させられる一冊。関ヶ原〜大阪冬の陣の間は、尾張(秀吉)と三河(家康)の境目が、拡大+西にちょっと移動して、そのまま東日本・西日本の境目になってたんだな。。。いかん、つい地元中心史観に。。。2019/09/15

bapaksejahtera

12
家康評伝としてかなりのボリュームで纏めてある。松平一族の来歴から家康の性格形成(特に今川家に人質に入るがそこで当時最高の知識人の薫陶を受けたこと)、合戦への対処振りや対外政策を含む諸政策の特質、巻末に家康親族や女縁への記載に及ぶ。記述は家康への親愛感に溢れており、私の心情に違わない。全体に穏当な説を以て一貫しているが、これまでの通説を誤りとする事項については、論拠を挙げて強く反証する。関ケ原合戦における徳川の覇権を限定的とする視点は興味深い。しかし大坂の陣に係る秀頼一党への対処には流石に著の筆も重くなる。2021/07/26

アメヲトコ

8
2016年、家康死後400年に合わせて刊行された評伝。あまりに波瀾万丈な人生ゆえに大変なボリュームで読み応えがあります。中でも家康の改姓問題の解釈、関ヶ原合戦に至るまでの経緯の再考などは興味深く読みました。全体として著者の家康愛がにじんだ叙述ですが、もうちょっと黒いところが描かれても良かったかな。2019/09/12

しみー

7
かなり史実に近いと思われる徳川家康の生涯について知ることができとても興味深かった。2023/03/26

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