パキスタン財閥のファミリービジネス―後発国における工業化の発展動力

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パキスタン財閥のファミリービジネス―後発国における工業化の発展動力

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623078561
  • NDC分類 335.58
  • Cコード C3034

出版社内容情報

イスラーム圏における1950?80年代の経済発展を担う財閥の実態を解明する本書では、パキスタンの経済発展過程を分離独立から1950、60、70、80年代の4つの時期に区分し捉える。パキスタン経済の発展を支える財閥のファミリービジネスの特徴を述べると同時に、イスラーム圏の特徴を持った経済システム、そして政権との関係を検討し、イスラーム圏における後発工業化の初期段階の様相を浮き彫りにする試み。

序 章 後発国パキスタンの工業化と財閥
 1 本書の意義と課題
 2 財閥研究史と本書の構成

第1章 パキスタン経済と財閥
 1 パキスタン経済の始動期――分離独立から1950年代
 2 PIDCのパキスタン経済へ果たした役割と財閥との関係
 3 パキスタン経済の発展期――1960年代
 4 パキスタン経済の停滞期――1970年代
 5 パキスタン経済の再出発と模索期――1980年代
 6 パキスタンと財閥

第2章 ハビーブ財閥
 1 ハビーブ財閥とパキスタン
 2 ハビーブ家の活動
 3 ハビーブ財閥の金融業
 4 ハビーブ財閥とインダス・モーター
 5 ムハンマドアリー・ハビーブ・グループ
 6 ダーウード・ハビーブ・グループ
 7 ハビーブ家とハビーブ財閥

第3章 アーダムジー財閥
 1 アーダムジー財閥とパキスタン
 2 サー・アーダムジーとアーダムジー家の活動
 3 アーダムジー家とアーダムジー財閥傘下企業の関係
 4 アーダムジー家と傘下企業の関係
 5 アーダムジー家とアーダムジー財閥

第4章 ダーウード財閥
 1 ダーウード財閥とパキスタン
 2 ダーウード家の出自と同家の活動
 3 ダーウード財閥の傘下企業
 4 ダーウード家とダーウード財閥傘下企業の関係
 5 ダーウード家とダーウード財閥

第5章 アトラス財閥
 1 アトラス財閥とパキスタン
 2 アトラス財閥の傘下企業
 3 アトラス財閥のオートバイ・自動車関連の企業
 4 アトラス財閥の所有と経営に関する考察
 5 シラーズィー家とアトラス財閥

第6章 ビボージー財閥
 1 ビボージー財閥とパキスタン
 2 ハタック家の活動
 3 ビボージー財閥の形成過程
 4 ハタック家と傘下企業の関係
 5 ハタック家とビボージー財閥

第7章 ラークサン財閥
 1 ラークサン財閥とパキスタン
 2 ラークサン財閥の傘下企業
 3 ラーカーニー家とラークサン財閥傘下企業の関係
 4 ラーカーニー家とラークサン財閥

第8章 ファミリービジネスにおける一族員・傘下企業・株式所有
 1 パキスタン財閥の発展と形成
 2 財閥傘下企業への財閥一族員の役員就任状況
 3 財閥一族と傘下企業等による財閥傘下企業の株式所有状況
 4 パキスタン財閥のファミリービジネスの継承
 5 財閥一族と財閥傘下企業の関係

終 章 パキスタン財閥におけるビジネスの継承
 1 各章の整理
 2 パキスタン財閥のファミリービジネス
 3 パキスタン財閥の特徴
 4 ムスリム商人が財閥化した要因についての試論
 5 パキスタン財閥の今後

参考文献
あとがき
人名・事項索引

川満 直樹[カワミツ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

本書では、パキスタンの経済発展過程を分離独立から1950、60、70、80年代の4つの時期に区分し捉える。パキスタン経済の発展を支える財閥のファミリービジネスの特徴を述べると同時に、イスラーム圏の特徴を持った経済システム、そして政権との関係を検討し、イスラーム圏における後発工業化の初期段階の様相を浮き彫りにする。

目次

序章 後発国パキスタンの工業化と財閥
第1章 パキスタン経済と財閥
第2章 ハビーブ財閥
第3章 アーダムジー財閥
第4章 ダーウード財閥
第5章 アトラス財閥
第6章 ビボージー財閥
第7章 ラークサン財閥
第8章 ファミリービジネスにおける一族員・傘下企業・株式所有
終章 パキスタン財閥におけるビジネスの継承

著者等紹介

川満直樹[カワミツナオキ]
1970年生まれ。大阪学院大学大学院国際学研究科博士課程単位取得退学。博士(国際学、大阪学院大学)。現在、同志社大学商学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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