コミュニケーション・ダイナミクス<br> 地域づくりのコミュニケーション研究―まちの価値を創造するために

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コミュニケーション・ダイナミクス
地域づくりのコミュニケーション研究―まちの価値を創造するために

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623078479
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3336

出版社内容情報

地域の資産を活用して魅力を引き出すとは。自律的で持続可能な発展を、連携して協働する具体例から考える。経済活動のグローバル化と人口の減少および高齢化を迎えている日本において、地域に根ざして活動する人々がつながり、地域の資産をうまく活用するにはどうすればよいのか。本書は、自律的で持続可能な発展に向けて連携して協働する具体例から、地域の資産を活用して魅力を引き出す方途を考える。

はじめに



序 章 地域価値の創造とは(田中秀幸)

 1 地域社会の価値とウェルビーイング

 2 潜在能力アプローチと地域社会の価値

 3 潜在能力アプローチに基づく国際的取り組み??UNDPとOECD

 4 地域社会の価値を構成する要素

 5 地域価値創造の資本

 6 地域価値創造の姿



第1章 自治体のブランディング政策と地域企業ネットワーク(田中秀幸・杉山幹夫・石崎明日香)

 1 地域ブランド政策の背景と本章のねらい

 2 地域ブランドと中小企業ネットワーク論に関連する先行研究

 3 札幌市の関連政策

 4 札幌スタイルホームページ運営委員会による変化

 5 レント分析の試み

 6 地域ブランド構築におけるネットワーク形成

補論1 地域ブランド政策でのNPOの役割

補論2 価格設定の考え方資料が出来るまで,そしてその反響



第2章 地域における芸術創造のダイナミクス??「京都芸術センター」の演劇人の実践を事例に(渡部春佳)

 1 地域社会の中の文化施設と芸術家

 2 市民自治の観点から見た公立文化施設研究

 3 京都芸術センターを対象とした事例研究

 4 京都芸術センターに見られる市民自治



第3章 新聞社とNPOの持続可能な協働の条件とは??新潟・上越地域における地域紙の事例から(畑仲哲雄)

 1 地域紙『上越タイムス』がNPOに紙面開放

 2 新聞社とNPOの「協働」の実像

 3 持続的な「協働」の前提と条件

 4 問題意識と目標の共有



第4章 地域医療とコミュニケーション??福島県須賀川地域を事例として(小林 伶)

 1 福島県須賀川地域を取り巻く医療の状況

 2 公立岩瀬病院の取り組み

 3 地域の医療機関・行政との連携

 4 地域住民による支援

 5 須賀川地域における地域医療を支える取り組みの可能性

 6 地域が一体となって支える地域医療



第5章 ICTを活用した地域住民のつながり??地域SNS活用事例を中心に(田中秀幸)

 1 地域SNSをめぐる背景と本章のねらい

 2 総務省による地域SNS導入施策

 3 各自治体による地域SNS施策の状況

 4 地域SNS施策の検証

 5 地域SNSに対する事業評価の状況

 6 ICTを活用した住民参画にむけて



第6章 ソーシャル・メディアと地域コミュニティ活動??ソーシャル・キャピタルに着目した定量的構造分析(田中秀幸)

 1 地域社会でのソーシャル・メディア利用と本章のねらい

 2 本章に関連する先行研究

 3 この研究で用いるデータの説明

 4 3要素の分析

 5 分析結果の考察

 6 本章の学問的貢献と今後の課題



第7章 地域SNSの利用実態に関する研究(中野邦彦・田中秀幸)

 1 本章のねらい

 2 地域SNSに関する先行研究

 3 本章の調査概要とデータ

 4 地域SNS利用効果に関する分析結果

 5 地域SNSの利用効果

補論 調査について



第8章 自治体ウェブサイトの地域情報化施策の定量的研究(中野邦彦・田中秀幸)

 1 本章のねらい

 2 自治体ウェブサイトに関する先行研究

 3 本章の仮説設定

 4 本章で用いるデータ

 5 分析結果

 6 本章の学問的意義と今後の課題



第9章 大災害と地域経済の自立(田中秀幸)

 1 大災害による経済的影響と本章のねらい

 2 阪神・淡路大震災後の兵庫県経済の推移

 3 被災地域以外への復旧・復興需要の流出

 4 復旧・復興需要がその後の経済に与える影響

 5 東日本大震災被災地経済への含意

 6 大震災が地域のマクロ経済に与える影響



第10章 自立的な地域社会存続の可能性??地域の就業構造と中間層の関係(田中秀幸)

 1 グローバルな経済状況の変容と本章のねらい

 2 地域社会の中間層の分析に用いる

 3 地域の就業構造と所得格差に関する検証結果と考察

 4 自立的な地域社会存続の可能性に対する含意



索  引

田中 秀幸[タナカ ヒデユキ]
2017年3月現在 東京大学大学院情報学環教授

内容説明

経済活動のグローバル化と人口の減少および高齢化を迎えている日本において、地域に根ざして活動する人々がつながり、地域の資産をうまく活用するにはどうすればよいのか。本書は、自律的で持続可能な発展に向けて連携して協働する具体例から、地域の資産を活用して魅力を引き出す方途を考える。

目次

地域価値の創造とは
自治体のブランディング政策と地域企業ネットワーク
地域における芸術創造のダイナミクス―「京都芸術センター」の演劇人の実践を事例に
新聞社とNPOの持続可能な協働の条件とは―新潟・上越地域における地域紙の事例から
地域医療とコミュニケーション―福島県須賀川地域を事例として
ICTを活用した地域住民のつながり―地域SNS活用事例を中心に
ソーシャル・メディアと地域コミュニティ活動―ソーシャル・キャピタルに着目した定量的構造分析
地域SNSの利用実態に関する研究
自治体ウェブサイトの地域情報化施策の定量的研究
大災害と地域経済の自立
自立的な地域社会存続の可能性―地域の就業構造と中間層の関係

著者等紹介

田中秀幸[タナカヒデユキ]
1963年愛知県出身。1986年東京大学経済学部卒業。1994年米国タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修了、Master of Arts(IR)。現在、東京大学大学院情報学環教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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