内容説明
「保健医療サービス」を取り巻く複雑な法や制度を、簡潔な本文と最新の統計、精選された図表でわかりやすく解説。社会福祉士養成課程の科目内容を含むとともに、医療ソーシャルワーカー業務指針に即した理論と実践についても解説しており、現場で働く専門職の役割やその実際を理解できる。
目次
プロローグ 保健医療サービスを学ぶ
第1部 生活を守る理念としくみ(医療保障;診療報酬制度;保健医療サービス;保健医療サービスにおける多職種連携;医療現場における権利擁護)
第2部 保健医療機関におけるソーシャルワーク(医療ソーシャルワークとは何か;医療ソーシャルワークのあゆみ;医療ソーシャルワークの価値と倫理;医療ソーシャルワークの専門知識;医療ソーシャルワークの専門的技術;生活を支える医療ソーシャルワーク実践)
第3部 生活を支える医療ソーシャルワーク実践(退院援助;社会復帰援助;受診・受療援助;経済的問題の解決、調整援助;地域活動;医療ソーシャルワークの将来)
エピローグ 保健医療サービスの展望
著者等紹介
杉本敏夫[スギモトトシオ]
1976年同志社大学大学院文学研究科修士課程社会福祉学専攻修了。関西福祉科学大学名誉教授
中島裕[ナカジマユタカ]
関西福祉科学大学社会福祉学部准教授
坂本雅俊[サカモトマサトシ]
長崎国際大学人間社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
🍒
9
明日試験なのに、医療福祉論の教科書を無くした疑惑浮上したため急遽購入&一応最後まで目を通した。講義で教科書として使われた社会福祉士養成講座よりも読みやすかったし、多分教科書よりも好き。印象に残ったのは、「ケースワークはソーシャルケースワークであって、ソーシャルの視点を忘れたとき、ケースワークでなくなる。ワーカーは、患者や家族の自己責任を問う前に、専門職としての社会的責任、病院の社会的責任、地域の社会的責任が問われなければならない(要約)」と書かれていたことかな。←テスト範囲と関係ない部分だけど2018/07/29
-
- 和書
- 武装親衛隊の装備・戦術