アスベスト公害の技術論―公害・環境規制のあり方を問う

個数:

アスベスト公害の技術論―公害・環境規制のあり方を問う

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年01月26日 00時15分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623078257
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C3036

内容説明

アスベスト公害は、アスベスト製品の生産・流通・消費の過程で被害が拡散し、とりわけ中小零細事業者に深刻な被害をもたらした。安価で優れた耐火性、耐摩耗性という機能から大量に利用され、有害性が認識され始めてもなお、規制が遅れた。今日、科学的に安全性が証明されていない新素材が多く利用され、同様の問題が発生する可能性は否定できない。本書は、泉南アスベスト国賠訴訟弁護団の依頼により、裁判資料として調査・分析を行った研究成果である。技術論の視点から、欧米の先行事例と比較分析し、今後の公害・環境規制の在り方を問う。

目次

アスベスト問題と環境論・公害論―本書の目的と環境・公害の一般理論
第1部 アスベスト紡織産業における粉塵対策(アスベスト問題と局所排気装置―泉南地域における集塵対策の実態を踏まえて;戦前日本の粉塵対策技術とアスベスト産業規則の可能性;イギリスにおける1931年アスベスト産業規則の成立;1930年代後半のアメリカ・ドイツにおけるアスベスト紡織工場の粉塵対策技術)
第2部 建設アスベスト問題における課題と論点(建築産業の生産システムとアスベスト問題;建設アスベスト問題における粉塵対策の基本原則と粉塵対策技術;イギリスおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開;ドイツにおける建設アスベストの粉塵対策と代替化の展開)
アスベスト公害の理論問題

著者等紹介

田口直樹[タグチナオキ]
1968年生まれ。現在、大阪市立大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。