出版社内容情報
帝国の境界地帯はいかにして自立の途を探ったのか。 関係史の視点から明らかにする西欧中世の実相。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
人生ゴルディアス
3
領邦君主外交史、なのかな。ほとんど初めて読むような分野なので、イングランド王がノルマンディーではフランス王の封臣で……とか、面白かった。ジョン欠地王ってノルマンディーを失ったから欠地王なのか、とか。教皇、皇帝、イングランド王の三つ巴に、王家の名を求めて戦うブルゴーニュ公、とかとても楽しいのだけれど、出てくる奴らの名前が似すぎてて、やっぱりこの分野は好きになれない……。シスマの話も何度読んでも忘れるな……。2019/06/03
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