内容説明
「地域に開かれた教育課程」の構築に向けて。学校内外のネットワークを基盤とした実践に有効な施策・制度を提言。
目次
「つながり」現象のソーシャル・キャピタル論
第1部 カリキュラム・授業における「つながり」(学習指導における「つながり」の醸成と教育効果;家庭での「つながり」と学業成績を結ぶ学校の組織的な教育活動;学級における「つながり」は学習意欲の格差を抑制できるか;子どもの「つながり」を醸成するカリキュラムマネジメント1―小学校における地域共生科の実践から;子どもの「つながり」を醸成するカリキュラムマネジメント2―中学校における人間関係学科の実践から)
第2部 組織・リーダーシップと「つながり」(教師の授業力を高める学校組織の特性―「専門家の学習共同体」論を援用して;校長はネットワークをどのように活用しているのか;信頼を構築する学級・学校の経営戦略;学校と地域との信頼構築のための学校経営)
第3部 「つながり」を強める教育施策・制度とは(学校評価は教育効果の向上に貢献しているのか;小中一貫教育の導入で教師の意識は変わるか;教師が成長する出会いとは―教員人事制度再考の視点)
「つながり」の教育学・今後の展望
著者等紹介
露口健司[ツユグチケンジ]
1970年徳島県生まれ。2006年九州大学人間環境学府教育学専修博士後期課程修了。現在、愛媛大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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