動く倫理学を展開する―生成変化の中の実践

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動く倫理学を展開する―生成変化の中の実践

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  • サイズ A5判/ページ数 359p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623077274
  • NDC分類 108
  • Cコード C3310

出版社内容情報

常に変動する社会を〈複雑系〉の一つとしてとらえ、そこでの創造的行為に着目し、実践哲学のパラダイムを転換する内に混沌を蔵している〈動く社会〉の倫理を考え、新たな倫理学を構築する。生成変化する社会では、われわれの行為の意味や価値も目まぐるしく変動する。われわれの行為は、変化する状況とともに変わり、また、状況を変化させてもいくことができるのである。生成の中で行為を考え、行為の中で生成を考えながら、その叙述の過程に東西の倫理思想を位置づけ、行為の意味と価値を考察する〈動態倫理学〉の展開。

プロローグ 動く倫理学のために



 第一部 生成する社会

第一章 連関と生成

 1 人間と関係

 2 生成する社会

 3 相互連関性と生成



第二章 混沌と秩序

 1 混沌と秩序の交差

 2 混沌と生成



第三章 複雑系としての社会

 1 相互作用からの自己形成

 2 環境との相互作

 3 自己言及と生成

 4 偶然から不可逆まで



 第二部 生成と行為

第四章 行為と関係

 1 行為の意味

 2 表 現

 3 理 解

 4 相互行為



第五章 行為と状況

 1 行為の実際

 2 行為と状況

 3 易の思想



第六章 行為と歴史

 1 行為と形成

 2 知と行



 第三部 生成と価値

第七章 変動する価値

 1 相互連関性と価値

 2 価値の相対性



第八章 徳の諸相

 1 信頼と非信頼

 2 思慮と勇気



第九章 決断と良心

 1 状況と行為

 2 義務と適切性

 3 良心論の深み

 4 行為の責任



第十章 創造倫理

 1 英雄の徳

 2 立法者としての英雄

 3 天才と創造



エピローグ 生成と行為について





あとがき



付 論

 無常の倫理

 日本のモラル・エナージー

 現代社会と道徳教育



後 記

小林 道憲[コバヤシ ミチノリ]
元 福井大学教授

内容説明

常に変動する社会を“複雑系”の一つとしてとらえ、そこでの創造的行為に着目し、実践哲学のパラダイムを転換する。

目次

第1部 生成する社会(連関と生成;混沌と秩序;複雑系としての社会)
第2部 生成と行為(行為と関係;行為と状況;行為と歴史)
第3部 生成と価値(変動する価値;徳の諸相;決断と良心;創造倫理)
付論

著者等紹介

小林道憲[コバヤシミチノリ]
1944年福井県生まれ。1963年~1972年京都大学文学部、同大学大学院文学研究科で哲学(西洋哲学史)を専攻。1972年~2010年福井大学教育学部(後・教育地域科学部)講師、助教授、教授、および、同大学大学院教育学研究科教授。1999年~2011年麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。