出版社内容情報
さまざまな生き物と〈時間〉の関係をイラストなどの資料からわかりやすく解説し、そのふしぎにせまる夜明けになると鳴き出すニワトリ。夜になると光りはじめるホタル。まるで生物は〈時間〉がわかるかのようだ。長い〈時間〉をかけて進化してきた生物の体の中には、時計がそなわっているのだろうか。3巻では、さまざまな生き物と〈時間〉の関係をイラストなどの資料からわかりやすく解説し、そのふしぎにせまる。
第1章 生き物の変化と時間
◆「生き物」はいつ生まれたの?
生き物の進化と時間
時代を読み解く化石
木の年齢と年輪
生き物の一生と時間
第2章 生き物が感じる時間
◆「生き物」は時間がわかるの?
生き物がもつ体内時計
体内時計と太陽コンパス
生き物がもつ特有の時間
時間と冬眠・乾眠
第3章 ヒトのからだと時間
◆「腹時計」って何?
体内時計と時差ぼけ
体内時計と病気
ヒトの寿命
時間と記憶
心が感じる時間
時間と錯覚
さくいん
山口大学時間学研究所[ヤマグチダイガクジカンガクケンキュウショ]
2000年4月設立。「時間」という観点から研究者間の交流を図り、新たな学際領域を創造するとともに、その成果の社会的な還元を行うことを意図しており、研究者の学問分野は、生物学・医学・工学・物理学・心理学・哲学・社会学・経済学・文学・文化人類学など多岐にわたり、文理融合による研究成果を目指している。
藤沢 健太[フジサワ ケンタ]
2016年6月現在山口大学時間学研究所 教授
井上 愼一[イノウエ シンイチ]
2016年7月現在 山口大学時間学研究所客員教授
内容説明
夜明けになると鳴き出すニワトリ。夜になると光りはじめるホタル。まるで生き物は“時間”がわかるかのようです。長い“時間”をかけて進化してきた生き物の体の中には、時計がそなわっているのでしょうか。3巻では、生き物と“時間”の関係のふしぎにせまります。
目次
第1章 生き物の変化と時間―「生き物」はいつ生まれたの?(生き物の進化と時間;時代を読み解く化石;木の年齢と年輪;生き物の一生と時間)
第2章 生き物が感じる時間―「生き物」は時間がわかるの?(生き物がもつ体内時計;体内時計と太陽コンパス;生き物がもつ特有の時間;時間と冬眠・乾眠)
第3章 ヒトのからだと時間―「腹時計」って何?(体内時計と時差ぼけ;体内時計と病気;ヒトの寿命;時間と記憶;心が感じる時間;時間と錯覚)
著者等紹介
藤沢健太[フジサワケンタ]
1967年生まれ。東京大学大学院理学研究科修了。理学博士。宇宙科学研究所COE研究員、通信・放送機構国内招へい研究員、国立天文台助手、山口大学助教授・准教授を経て、山口大学教授・時間学研究所所長
井上愼一[イノウエシンイチ]
1945年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。三菱化成生命科学研究所脳神経生理学研究室研究員、山口大学理学部教授を経て、山口大学時間学研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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