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内容説明
季刊誌『発達』に掲載された7本の事例報告を、“特別支援教育における課題と、本当に必要な支援のための「方法」と「専門性」をさぐる”というテーマに沿って大幅に加筆修正し、再構成。特別支援学校および特別支援学級の教員たちが研究者とともに実践をふりかえり、一人ひとりの子どもに合った教育をどのようにして生み出すかについて考察していく。
目次
特別支援教育の「専門性」とはなにか―障がいのある子どもの母親たちの声
第1部 子どもという存在からのメッセージ―特別支援学校小学部の事例から(激しい自傷行為を音楽で緩和する;泣き叫びの激しい子どもに安心感を育む;名前を呼ばれて「ハイ」と応じるようになるまで;「お母さん、明日はこんな勉強をするんだよ」―相手に伝えようとする力の育ち;第1部のまとめと考察―子どもの「パニック」をどう受け止めるか)
第2部 子どもたちにとって教員はどのような存在なのか―特別支援学校小学部・高等部、特別支援学級の事例から(「イヤイヤ」から“ピース”へ―人とのかかわりを楽しめる子どもに;“ここが居場所だよ”―学校全体での支援体制づくり;「ぼく、友だちと何を話していいか、わからないんだ」―周りの生徒との関係の中に絡め取られるまで;第2部のまとめと考察―子どもという存在にどう向き合うか)
第3部 特別支援教育をめぐる4つの「謎」(よい先生/悪い先生とは;特別支援教育では何を育てるべきか;特別支援教育はインクルージョンに反するか;障がいの軽い子どもたちを特別支援学校でどう支援するか)
専門家とマニュアルを越えて―子どもの不思議に向き合う
著者等紹介
東村知子[ヒガシムラトモコ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、博士(人間・環境学)(京都大学)。現在、奈良学園大学奈良文化女子短期大学部幼児教育学科准教授
麻生武[アサオタケシ]
大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得満期退学、博士(文学)(大阪市立大学)。現在、奈良女子大学理系女性教育開発共同機構特任教授、奈良女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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