セミナー・知を究める<br> 海洋アジアVS.大陸アジア―日本の国家戦略を考える

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海洋アジアVS.大陸アジア―日本の国家戦略を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 275,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623075713
  • NDC分類 312.2
  • Cコード C0331

内容説明

経済規模がG7を上回り、アジアが「世界の中心」となりつつある今、アメリカは、アジア回帰へと舵を切った。巨大国家・中国を中心とする大陸連携の動きのなかで、現在の「力の均衡」を担保しつつ、通商・安全保障の新秩序を創ることはできるのか。アジアの地政学的な状況把握から、東南アジア・ASEAN諸国の現状を詳細に分析し、戦後七〇年を経た日本の国家戦略を探る。

目次

序章 なにが問題なのか
第1章 長期の趨勢を読み解く(新興国の台頭とグローバル・ガバナンスの変容;中国の台頭と東アジア/アジア太平洋の地域秩序 ほか)
第2章 地政学的枠組みを捉える(アメリカのアジア太平洋政策;中国の台頭とその政策 ほか)
第3章 東南アジアの戦略的動向(民族・宗教的多様性;経済格差 ほか)
第4章 アジア太平洋/東アジア/インド・太平洋と日本(日本を取り巻く現状;比較史的検討 ほか)

著者等紹介

白石隆[シライシタカシ]
1950年生まれ。1972年東京大学教養学部卒業。1977年コーネル大学大学院博士課程修了。1986年博士号取得(Ph.D.)。東京大学教養学部助教授、コーネル大学教授、京都大学東南アジア研究所教授、政策研究大学院大学副学長、内閣府総合科学技術会議議員を経て、政策研究大学院大学学長・日本貿易振興機構アジア経済研究所所長。主著:An Age in Motion,Cornell University Press,1999.、大平正芳アジア太平洋賞受賞。『海の帝国』中央公論新社、2000年、読売・吉野作造賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

15
20世紀システムが崩壊しつつある。ソ連を極とするシステムは東欧の崩壊とソ連の解体によって消滅し、その結果、米国を中心とするシステムが、グローバル化と共に世界の趨勢となり、2000年代には 9.11を契機とするアフガン、イラクへの介入で世界全体に広がるかに見えた。しかしその頃までには、中国を筆頭とする新興国の台頭によって、20世紀システム自体が変容を余儀なくされるようになっていた。それが明らかとなったのは2008年の世界金融危機だ。我々は世界の趨勢がどこに向かうか分からないニュー・ノーマルの時代に生きている2017/03/30

koji

9
日本は、喧騒が続くEU、中東からは遠く隔たっていますが、米、中、ASEAN、豪、印と同じアジア太平洋に位置し、この中で安全保障等国家戦略をどう考えるか。これは難問です。本書はこの問いに一つの解を与えます。日本は、「庭仕事」をする米国と「終わりのない碁」を続ける中国(著者の巧みな比喩)の間で、大日本帝国の過去と折り合いをつけ、自由主義的国家秩序を守り発展させることこそ使命とすべきです。本書は近年のアジア太平洋の歩みを元に日本の変化ととるべき立ち位置を示唆した刺激的な書です。日本を深く考えたい人にお薦めします2016/07/07

ちぃ。

2
フィリピンはBPO産業が盛んですね。こちらは節約のためにフィリピンやインドネシアの新聞(英語版)を購読していたことがあります。2025/06/17

なーちゃま

2
敬体なのに回りくどくなく、読みやすい。アジア各国の歴史や現況を丁寧に読み解いてきたことがなかったので、私にとってのアジアへの認識が大きく改まった。「海洋VS大陸」という書き方は一般向けには良くない印象。英語の表現では、対比させるときにVSを使うが、一般的には対決を意味してしまうので、海洋VS大陸の闘いかと思って手に取った人は肩透かしを食らったか。アメリカの防衛資源の配分し直し、中国の台頭と経済協力、バラバラに認識していたものが「インド・太平洋」という見方で繋がった。2022/08/16

Meistersinger

2
「海洋勢力と大陸勢力」という区分は新鮮だったが、各国情況は「どこかで聴いたことある」感じだった。2017/06/14

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