内容説明
東日本大震災での被災自治体の人口減少と産業の空洞化を食い止め、持続可能な地域社会を達成するには復興政策として何をなすべきだろうか。本書は、復興に関して長期的視点から被災自治体別の経済復興計画を検証し、復興政策の在り方について提言する。
目次
第1章 地域経済の分析手法としての産業連関分析
第2章 将来推計人口と持続可能な定常的人口
第3章 震災前の産業と雇用
第4章 被災自治体における産業の被害実態と経済復興政策の課題
第5章 経済復興と労働市場の長期的見通し
第6章 持続可能な地域社会構築のための政策シミュレーション
終章 実証分析のまとめと政策評価及び政策提言
著者等紹介
本田豊[ホンダユタカ]
1951年熊本県生まれ。1981年神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。2004年経済学博士(神戸商科大学)。現在、立命館大学政策科学部教授
中澤純治[ナカザワジュンジ]
1975年京都府生まれ。2002年立命館大学大学院政策科学研究科博士後期課程修了、博士(政策科学)。現在、高知大学教育研究部総合科学系地域協働教育学部門准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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