出版社内容情報
学校理解を補強する「理論面」と実践的展開を深める「実践面」を問い直す
内容説明
本書は、保育や発達について学んでいる学生や保育者、発達の遅れ、とくにことばの発達に障がいをもつ子どもの教育、療育、治療にあたっている人々等に役立ててもらうために、子どものことばの発達に関する基礎知識や支援のあり方を、わかりやすく解説する。第1部では、子どものことばの発達過程やその評価方法等について概説する。第2部では、豊かなことばをはぐくむ保育についての研究成果や実践を紹介する。第3部では、ことばの発達の遅れとその支援について論じる。
目次
第1部 ことばの発達についての基礎知識(ことばとは何か?―ことばの役割・領域・獲得理論;ことばの発達の準備期(前言語期)
ことばの発達の道筋
養育者はどんな語りかけをしているか?
文字の読み・書き(書きことば)の発達
ことばの発達を評価する方法)
第2部 保育所・幼稚園における支援(豊かなことばをはぐくむ保育活動;豊かなことばをはぐくむ保育実践―事例をとおして学ぶ)
第3部 ことばの発達の遅れと支援(ことばの発達支援における基本的視点;発達障がいの子どものことばの問題;ことばの遅れがある子どもへの支援)
著者等紹介
小椋たみ子[オグラタミコ]
京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得満期退学。博士(文学)(京都大学)。現在、大阪総合保育大学大学院児童保育研究科教授、神戸大学名誉教授
小山正[コヤマタダシ]
大阪教育大学大学院修士課程障害児教育専攻障害児発達学講座修了。博士(学術)(神戸大学)。現在、神戸学院大学人文学部人間心理学科教授
水野久美[ミズノクミ]
岡崎女子短期大学幼児教育学科卒。現在、児童発達支援センター刈谷市立しげはら園園長(市内の公立保育園の保育士、公立幼稚園・保育園の主任を経て現在に至る)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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