内容説明
デモクラシーの新たな発展や持続可能な経済発展において、どのような役割を果たすのか。ソーシャル・キャピタルを市民社会論の中に位置づけ、国際比較の観点からその多様な特徴を論じる。
目次
第1部 ソーシャル・キャピタルの理論(ソーシャル・キャピタルの理論的系譜;ソーシャル・キャピタルと集合行為)
第2部 ソーシャル・キャピタルとデモクラシー(ソーシャル・キャピタルと熟議民主主義;ソーシャル・キャピタルと市民社会;ソーシャル・キャピタルと社会運動)
第3部 ソーシャル・キャピタルと経済発展(持続可能な発展からみたソーシャル・キャピタル;東アジアのソーシャル・キャピタルと経済発展;ソーシャル・キャピタルと産業発展・企業)
第4部 現場からみたソーシャル・キャピタル(自治体とソーシャル・キャピタル;ソーシャル・キャピタルと協同組合・社会的企業;地域自治、市民活動とソーシャル・キャピタル―くびき野の事例から;地域再生・復興とソーシャル・キャピタル)
第5部 国際比較からみたソーシャル・キャピタル(普遍的福祉国家とソーシャル・キャピタル;イギリスの社会的排除/包摂とソーシャル・キャピタル;スペインにおける市民社会とソーシャル・キャピタル;EUの市民社会政策とソーシャル・キャピタル)
著者等紹介
坪郷實[ツボゴウミノル]
1948年生まれ。1978年大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。北九州大学法学部教授を経て、早稲田大学社会科学総合学術院教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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