内容説明
『ジェンダーで学ぶ生活経済論』(2010年)の全面改定版。現在の新しい個人、家族、世帯のあり方を的確に捉え、現実の「暮らし」における重要テーマにジェンダーの視点から鋭く迫る。消費生活、労働環境、アンペイドワーク、家計、貧困や格差問題など、実生活に密接にかかわる諸課題に対し、主体的に考え、対応する知識と力を身につけることをめざす充実のテキスト。
目次
第1部 生活経済のジェンダー分析(生活の単位―個人・家族・世帯とジェンダー;資本主義経済における生産と消費;労働環境の現状と企業の社会的責任;家計収入・支出の構造に見るジェンダー;自営業世帯・農家を取り巻く状況と家計)
第2部 再生産領域を問い直すジェンダー視点(生活時間とアンペイドワーク;福祉社会における生活の社会化と家計;格差と貧困―生活保護世帯・母子世帯・若年非正規雇用者世帯の家計から;消費者信用と家計をめぐる動向;持続可能な社会に向けた生活様式の創造)
著者等紹介
伊藤純[イトウジュン]
昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻修了。昭和女子大学大学院生活機構研究科福祉社会研究専攻准教授。博士(学術)。(生活経営学、生活福祉)
斎藤悦子[サイトウエツコ]
昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻修了。お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系准教授。博士(学術)。(生活経営学、企業文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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