内容説明
地域包括ケアシステムを誰がどう創っていくのか。このテーマに、山梨県で2011年から、多職種で取組んできて得たノウハウを満載。正解としてのシステムをトップが示してそこに当てはめてシステム作りをするのではなく、専門職が各現場で起きている課題の背景を読み解き、要因を分析した上で、各現場固有の解決方策を見つけ出していく、ボトムアップ方式を示す。カリスマリーダーがいなくてもどの自治体でも、「自分の頭で考える」ことで実現可能なレシピ。
目次
いまなぜ地域包括ケアシステムなのか
第1部 地域包括ケアシステムを創る(地域包括ケアシステムは誰が創るのか;ボトムアップ型の地域包括ケアシステムの創り方;事例から見るボトムアップ型地域包括ケアシステム)
第2部 地域包括ケアシステムを創るための3つの課題(ケアマネジメントを徹底的に底上げする;多職種が本気で連携する;地域づくりへと一歩踏み出す)
ゼロから創る地域包括ケアシステム
著者等紹介
竹端寛[タケバタヒロシ]
2003年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、山梨学院大学法学部教授。博士(人間科学)
伊藤健次[イトウケンジ]
2012年日本福祉大学大学院社会福祉学研究科社会福祉学専攻修了。現在、山梨県立大学人間福祉学部講師。社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員
望月宗一郎[モチズキソウイチロウ]
2006年山梨大学大学院医学工学総合教育部人間環境医工学専攻博士課程修了。現在、山梨県立大学大学院看護学研究科講師。医科学博士。保健師、介護支援専門員
上田美穂[ウエダミホ]
1991年山梨県立高等看護学院保健婦学科修了。現在、山梨県福祉保健部長寿社会課。保健師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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