内容説明
栄養、運動、休養の三要素から環境、経済、教育まで、健康維持のための知識と実践への欲求を喚起。健康寿命をのばす基盤を学ぶ。
目次
健康とは何か
第1部 「健康」に影響を与える要因(栄養と健康―崩れていく食生活と食習慣;運動と健康(運動の効果と実践のための政策;運動習慣の獲得に影響する社会的要因)
睡眠と健康―快適な眠りへの生活習慣)
第2部 「健康」を支える社会・教育基盤(経済状況と健康―暮らし向きの心身への影響;社会保障と健康―制度から支える国民の健康;子どもの健康と学校教育)
第3部 「健康」への多角的アプローチ―海外事例からの検証(保健教育の実態―タイ:HIV、子どもの妊娠、麻薬への対策;貧困地の健康とその背景―フィリピン;食糧保障と健康―アフリカ・サヘル:危機への支援と安定自給への方策)
著者等紹介
河合美香[カワイミカ]
1967年生まれ。筑波大学大学院修士課程体育研究科修了。現在、龍谷大学法学部(教養教育)准教授(修士、体育学)。第4回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞受賞(2001年)。日本体力医学会大会研究奨励賞受賞(2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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