目次
社会言語学の領域
2言語使用・多言語使用
地域方言
社会方言
言語変異と言語変化
言語使用域と文体
ピジンとクレオール
世界各地の英語
伝達能力と言語教育
言語習得と異文化接触
言語と文化
発話行為と丁寧さ
言語政策と言語計画
非言語伝達
著者等紹介
田中春美[タナカハルミ]
南山大学名誉教授
田中幸子[タナカサチコ]
椙山女学園大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bapaksejahtera
9
言語事象のあれこれを確認する為に読んで損はしないのだが、学問全体の一般理解目的では誤解の元。信用できない本だ。英米人による一連の思考方法を祖述するだけの様な底の浅さを感じる。日本語を含めアジアの諸言語に関する理解が不十分で、オリエンタリズムの受け売りが目立つ。英語国民の直線的思考方式を是とするKaplanのレトリックパターンなど他の国民からすれば侮辱以外の何者でもないだろう。西欧的教条を素直に受け入れた様なヘブライ語観は噴飯物。妙な政治的偏向も多い。この学問の理解には異なったアプローチがあるのではないか。2021/06/19
Mosu
4
敬語が5つもあるとは!! 「尊敬語」、「謙譲語I」、「謙譲語II」、「丁寧語」、「美化語」の5つ。 3種類だったものが5種類になった。2023/07/01
ず〜
2
ところどころに拙い日本語表現が。それに、英語英語しててうんざり。網羅的な概説書を書くなら、日本語や英語以外に精通した執筆者も入れればよかったのに。内容的にも『概説社会言語学』に軍配が上がる。とにかく手短に社会言語学をさらいたい人向けの本かも。2018/02/24
samurai
0
階層方言 チョムスキーあたりは気になるが、他はどうでもよいかな。2022/04/15