内容説明
現代史を、精選に精選を重ねて記述。決定的瞬間をとらえた写真を大きく、豊富に掲載。知識を整理する用語集・日本史世界史対照年表など、資料も充実。
目次
1 終戦まで(昭和20年まで)(世界恐慌への対応;満州事変勃発;第二次世界大戦勃発;太平洋戦争はじまる;国をあげての戦争へ;戦時中のくらし ほか)
2 終戦直後(国際連合の発足;占領された日本と民主化;「日本国憲法」誕生;「東京裁判」とは「引き揚げ」とは;「東西冷戦」 ほか)
3 日本の独立(世界各地での対立;ドイツの占領;占領政策の転換;朝鮮戦争;サンフランシスコ講和会議が開かれる;全面講和・単独講和)
資料編(おぼえておきたい!用語集;年表で時代を整理!)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊こどもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、ジャーナリストとして活躍。2012年より東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
仁家の作
13
下の娘に読ませなきゃ、夏休みだし!2015/07/20
うさっぴ
10
現代史についてもっと勉強しなきゃと思い読みました。写真が豊富に掲載されていて、文章も読みやすく分かりやすかった。全8巻とのことで、次も読んでみたいと思いました。2014/11/04
なま
7
大学受験の日本史は年々近現代の問題出題率が増えていると聞き平成時代までわかりやすく解説されていそうなこの本を手に取りました。第二次世界対戦や満州事変は、どの様にして始まったのか?敗戦した日本と当時の海外での様子を、比べながら冷戦、引き揚げって何?という日本史を学び始めた小中学生の疑問にも丁寧に優しく答えられる様な本。原子爆弾ができるまでやB29「エノラ・ゲイ」「ボックス・カー」が広島や長崎へ原爆投下を行ったが、投下高度や被害の様子等も有り。配給制のみで生活していて餓死された悲しい裁判官の話も。2017/05/06
がんぞ
6
戦前に名著とされたモーロワ『英国史』には阿片戦争の条項も阿片の文字さえもない。戦争とは文明国同士の間だけ成立するとの認識で、有色種の土人は征伐平定するのみなのだろう/WW1でウィルソン平和14条項に騙され降伏したドイツに代わり五大国の一角と煽てられた日本をも白人に同調しなければ征伐と目論んでいただろう/武装解除憲法は國體の破壊を前提に前文に天皇への言及もなく米国独立宣言の言い換えが大半だが、当時の13州の大英帝国との実力差は開戦時の米国日本以上だったはず/モンロー主義で中北米で好き勝手した米国衆愚民主政治2022/08/01
むろむろ
6
【図書館】前書きにもあるように、授業では戦争までくると終わりで、今の時代までの間がぬけていて、よくわからないままというものがたくさんあります。その間のことがよくわかります。2014/09/26