内容説明
子どもの算数・理科学習とそれを包み込む文化。発達心理学の最前線から、その豊かな世界を描きだす。
目次
第1部 子どもの学びを読み解く視点―発達・学習研究の現在(知識獲得としての学習;文化的実践としての学習)
第2部 子どもはどのように算数・理科を学ぶのか―文化間移動を視野に入れて(社会・文化の中で育まれる乳幼児の数概念;遊びが生み出す幼児の数量理解;小学生の算数概念の発達とその支援;算数・数学に関する学習観・指導観・教育観;幼児の理科的概念の発達;理科的概念の変化を支援する学習活動;理科学習の日米比較―学習環境と教育への取り組み)
第3部 文化間を移動する子どものための授業実践(多文化的背景をもつ小学生のための算数・理科授業)
著者等紹介
榊原知美[サカキバラトモミ]
1996年ニューヨーク大学文理学部心理学科卒業。1998年コロンビア大学ティーチャーズカレッジ発達・教育心理学研究科修士課程修了。2003年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。2004年博士(教育学)。現在、東京学芸大学准教授。専門、発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。