内容説明
人権は自分を含めたすべての人にあり、とても身近で大切なものです。特に人間の生活を支える役目を担っている福祉の現場は、人権を守っていく上で最後の砦となります。人を援助する仕事をしていく上で知識や技術はもちろん大切ですが、「なぜこの援助をするのか」「なぜこの状況を改善すべきなのか」という、こちらの方向に進め!といういわば心のコンパスはもっと大切です。
目次
人権とは何だろう?社会福祉とは何だろう?
第1部 グローバル・スタンダードな人権と福祉思想
第2部 現代の社会において人権は守られているのか
第3部 人権を支援するソーシャルワーク
グローバルでありながら「私」に一番近い権利
資料編
著者等紹介
木原活信[キハラカツノブ]
同志社大学大学院文学研究科博士課程修了。広島女子大学専任講師、東京都立大学助教授、トロント大学客員研究員を経て現職。社会福祉法人京都基督教福祉会理事。現在、同志社大学社会学部教授。博士(社会福祉学)。主著『J・アダムズの社会福祉実践思想の研究』川島書店、1998年(福武直賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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