内容説明
沖縄社会の基礎構造を深く掘り下げるとともに、現代沖縄の諸断面を鋭く切り取り、深層と表層の相互連関において立体的な沖縄理解をめざす。
目次
第1部 沖縄社会の基礎構造(沖縄的なるものを検証する;本土移住と沖縄再適応;成人期への移行とUターン;ウチナーンチュの生活世界;沖縄大卒者のローカル・トラック)
第2部 葛藤と生成の沖縄社会(沖縄的共同体の外部に生きる―ヤンキー若者たちの生活世界;琉球華僑―顔の見えないエスニック・マイノリティ;本土出身者の移住をめぐる選択と葛藤;沖縄ハンセン病者の排除と移動―療養所なき時代における沖縄のハンセン病問題の位相)
第3部 基地・都市・離島(名護市辺野古と米軍基地;軍民境界都市としてのコザ―暴動の記憶とアイデンティティ;戦後沖縄都市の形成と展開―コザ市にみる植民地都市の軌道;西表島戦後開拓集落の地域形成―出身母村との親密関係)
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