内容説明
人生も日々の生活もなかなか思い通りにいかない。夢に向かって歩くべき道筋を思い描けるよう、そのための人生キャリアを考える枠組みや情報をわかりやすく解説。
目次
第1部 人生キャリアについて考える(人生キャリアとは何か;なぜいま、「人生キャリア」の学びが求められるのか)
第2部 ライフスタイルの選択(学びのキャリア;職業キャリア;家族キャリア ほか)
第3部 さまざまなライフスタイル(祖父母のタイプとライフスタイル;介護者のライフスタイル;海外移住者のライフスタイル ほか)
著者等紹介
吉田あけみ[ヨシダアケミ]
1986年上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得満期退学。現在、椙山女学園大学人間関係学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
13
キャリアデザインを就職や仕事に関する問題に限定するのではなく、家族や身体、消費生活…と「選択」に関わること全てに関わることと捉えるのが特徴。学生をターゲットに「どう選ぶのか」の方法論と情報の提供を行うのだが、「性的マイノリティ」「介護者」「祖父母」「海外移住者」と章立ての広がりそのものがメッセージとなっている。◇仕事や生き方を選ぶという行為自体は少なくとも江戸期からはあったわけだけど、それが議論の対象になるという再帰性は確かに現代のもの。我々のそんな選択のくり返しこそ、世界にモデルのない最先鋭なんだよな。2014/06/22
つくしんぼ
0
図書館で借りて読みました。専門書のカテゴリの本です。ざーっと読みました。2017/05/22
あたおろち
0
人生キャリアとは。ライフスタイルの選択 学び、職業、家族等。大学生向けの教科書で、一般的な内容2023/02/04
I7I6LRaNGbQuK9Z
0
この本の中でも介護に関する章が印象的でした。 書かれていたのは、介護する側もされる側も自宅での生活を望んでいるが、現実はそううまくいかないみたいです。一旦施設に入ると出るのが難しくなるので、できれば入所は避けたいし、避けて欲しい。でも介護する側の負担が相当重くなる。介護される側もそうなってほしくない。ああ、矛盾、矛盾、矛盾、どうにかできないものですか。2021/06/21
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