内容説明
ロンドンとマンチェスター、ハイドパークとシドナム、東京とロンドン…、様々な形の「二都物語」。第一回万博の「水晶宮」から日英博覧会まで、170点を超える挿図も含め、読み始めたらとまらない魅力的なエピソードが満載。
目次
1 一八五一年ロンドン万国博覧会と水晶宮(美術協会の挑戦―産業革命と「二つの国民」を越えて;パリ内国博覧会とロンドン製造品年次大博覧会 ほか)
2 シドナムの水晶宮―民衆教育と娯楽の殿堂(水晶宮保存に向けて;シドナムの水晶宮 ほか)
3 マンチェスター美術名宝博覧会(工業都市マンチェスターと美術;エルズミア伯爵とアルバート公 ほか)
4 一八六二年国際博覧会(第二回ロンドン万博への道のり;国際博覧会会場 ほか)
5 日英博覧会 イン・ロンドン(ホワイト・シティの一九〇八年英仏博覧会;一九一〇年日英博覧会開催へ ほか)
著者等紹介
松村昌家[マツムラマサイエ]
1929年生まれ。1957年大阪市立大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、大手前大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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