内容説明
日米構造協議は、単に日本が米国の外圧に屈した交渉なのか。日本は、どんなときに、どのような要求を受け入れたのか。そしてそれはなぜなのか。本書は、公開された一次資料を用いて構造協議の過程の詳細を分析し、省庁の縦割りを包括するアジェンダが、日米両国において国内対立を激化させる様を浮き彫りにする。そして、日米両政府の意志決定体制の在り方が、国際交渉の結果を規定する様を明快に示す。
目次
第1章 複数分野通商交渉と日米構造問題協議
第2章 複数分野を関連付けた交渉の力学
第3章 構造協議の構図
第4章 構造協議の交渉過程の分析
第5章 構造協議の交渉結果の分析
第6章 リンケージの分水嶺
著者等紹介
鈴木一敏[スズキカズトシ]
1975年静岡市生まれ。1999年東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。2004年東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科学術研究支援員。2008年日本学術振興会特別研究員。2009年広島大学大学院社会科学研究科准教授。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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