ミネルヴァ日本評伝選<br> 森鴎外―日本はまだ普請中だ

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ミネルヴァ日本評伝選
森鴎外―日本はまだ普請中だ

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  • サイズ A5判/ページ数 712,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623064977
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0393

内容説明

鴎外森林太郎(一八六二~一九二二)作家・陸軍省官吏。陸軍軍医として二度の外戦に出征し、軍陣衛生学の実地に携る傍、詩人・作家・批評家として当代の文学界に指導的役割を演じた。一方精力的な翻訳家として泰西の古典から現代に至る文芸・哲学・医学・軍事学の綿密な紹介に厖大な業績を遺し、晩年には歴史叙述の新様式開拓に尽瘁した。その精励恪勤の生涯を明治精神史の象徴的一章として描破する。

目次

第1章 少年時代―漢学と津和野藩学
第2章 大学時代(含陸軍出仕時代)―学問世界への開眼
第3章 留学時代―自由と美の認識
第4章 評論家時代―体系構築への情熱
第5章 雌伏時代―学理と生理との葛藤
第6章 多事多産の時代―栄達と盛名の頂点
第7章 大正の新時代―内省と観想の季節
第8章 歴史家としての晩年―只是近黄昏

著者等紹介

小堀桂一郎[コボリケイイチロウ]
1933年東京生まれ。1958年東京大学文学部独文科卒業。1961~63年旧西ドイツ・フランクフルト市ゲーテ大学に留学。1968年東京大学大学院博士課程修了、文学博士学位取得。東京大学助教授、同教授、明星大学教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

31
読んだわけではありません、H25.03.03日経書評欄から。 評者=中沢けい(作家) 豊かな人物研究の集大成。 (小堀桂一郎) 1933生まれ、東大名誉教授、専門は比較文化・比較文学、日本思想史。 著書に『若き日の森鴎外』など。 現在、口ひげは、就業規則違反が問われることもあるが、この写真、いかにも明治の厳めしさを感じさせ、秀でた頭は、額は、頭脳明晰の証に見える。 目元のみに視線をはせると、秀麗にして繊細なまなざしが現れる。 2013/03/04

岡本正行

17
 森鴎外、大好きだけに、やっと最後まで読めた。分厚い本と内容。ある程度は知っていたけど、著者すごい。よくまとめて、これだけの量を理路整然と鴎外の公私に渉って、調査・整理してある。名前だけは知っていても、読んでいない著作も多い。特に、歴史小説が読みたい。奥様への対応、遺言など死の間際で、厳しい対応、これも難しい。陸軍医官のトップに登りつめ、一方で小説家で名を成す。明治期、いろいろ大変だったと推測する。仕事に文学に、日本に貢献した偉人。基礎には、漢学があった。いまの日本人、そんな基礎があるだろうか。2022/04/24

パブロ

10
うへ〜、何だこの分厚さ。うひゃ〜、何だこの撲殺できそうな重さ。あひゃ〜、何だこの読みにくい旧字体。数々の苦難を乗り越え、読み切った自分にご褒美を上げたくなりましたよ。それにしても、森鷗外の天才っぷり! 軍医として日本の衛生問題を普請すれば、日本文学を軽々と近代化させる。とはいえ、栄光を勝ち取ったはずの鷗外の遺言がとても切ない。もうこれ一冊あれば、他の鷗外の評伝は読まなくていいんじゃん的な一冊。でも、この著者は他にも鷗外に関しての著書を出していて、ところどころそれを参照しろと端折っているのがもどかしけど…。2015/02/19

脳疣沼

1
旧字体で書かれているので、まあ大体は分かるにしても、ところどころで辞書を引くために。かなりの分量があるので、流し読み程度なのだが、思うにそれほど劇的な人生を歩んでいるわけじゃないので、どうも面白くない。2014/08/29

たぬき

1
旧制高校なのかよ と 思いつつ、もしかしたら授業受けた可能性もあるのかよとびっくり2013/06/14

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