内容説明
資格の特徴が際立つ共通の章立て。豊富な現場取材・客観的な統計・確かな情報で職場のさまざまな現実と働く人の実感を伝える記事。養成学校リスト、資格試験案内、職能団体リスト、就職情報関連リストを掲載。
目次
第1章 「看護師」は看護職の国家資格です
第2章 活躍できる職場は医療、保健、福祉など幅広い分野に
第3章 職業生活の実際は…
第4章 考えておきたい将来のこと
第5章 あなたに合った資格の取り方を見つけましょう
役立ち情報ページ
著者等紹介
田中美恵子[タナカミエコ]
1955年東京都生まれ。国立療養所東京病院附属看護学校卒業、聖路加看護大学大学院博士後期課程修了。国立武蔵療養所、埼玉県立衛生短期大学、聖路加看護大学を経て、東京女子医科大学看護学部・大学院看護学研究科教授。2010年より同大学看護学部長。精神障害者の当事者経験の研究を中心に、精神看護倫理に関する研究などを進めている。日本学術会議(健康・生活科学委員会看護学分科会)連携会員、日本看護系大学協議会理事、日本看護系学会協議会理事などもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tatsuya
1
図書館にて。2013/02/10
山崎 邦規
0
著者の楽天的な記述に加え、看護自体の特性としてケアを重視しているところから、読んでいる私自身が気分の改善をされている感じで気持ちいい。看護師を目指す人の多くが優しいという指摘は頷ける。体力旺盛でないと務まらない職業である反面、患者の苦しみを取り除きたいという志があって、看護師の職に進む感じである。稼ぐ力が問われる世界とは違い、弱い者に共感する精神が必要だろう。私は看護師になりたい気持ちはないが、彼ら彼女らの働きを知りたいとは思い、本書を楽しく通読した次第である。2022/06/13