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Minerva人文・社会科学叢書
自由の秩序―カントの法および国家の哲学

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  • サイズ A5判/ページ数 415,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623064366
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3310

内容説明

法・権利とは何か。本書は、法の原理から国家へ、国家から国際的な法共同体へと思考を展開する、カント法哲学の全容を視野に収めた他に類を見ない研究書である。EU統合など、アクチュアルな問題を考える研究者にとっても必読となろう待望の一冊。ドイツ語の原著から初邦訳でお届けする。

目次

緒論(二〇〇七年)―カントと現代政治哲学(政治哲学の死;現代における政治哲学の復活 ほか)
第1部 法の根拠づけ(法の概念;法の法則と道徳原理;法と倫理学;人間性の権利;カントによるウルピアヌスの法規則の解釈)
第2部 私法(所有;債権;物件に対する仕方で人格に対する権利―権利的債権)
第3部 国家法(自然状態‐所有‐国家;根源的契約;市民状態の三つの原理;主権と権力分立;支配形式と統治様式;実定法の拘束力と抵抗の禁止)

著者等紹介

舟場保之[フナバヤスユキ]
1962年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、大阪大学大学院文学研究科准教授

寺田俊郎[テラダトシロウ]
1962年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、上智大学文学部哲学科教授

御子柴善之[ミコシバヨシユキ]
1961年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科後期博士課程満期退学。現在、早稲田大学文学学術院教授

小野原雅夫[オノハラマサオ]
1961年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。現在、福島大学人文社会学群人間発達文化学類教授

石田京子[イシダキョウコ]
1979年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学・恵泉女学園大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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