Minerva21世紀ライブラリー
西田哲学と田辺哲学の対決―場所の論理と弁証法

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  • サイズ B6判/ページ数 364,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623064076
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C3310

内容説明

「絶対無」をめぐる西田幾多郎と田辺元の論争は、明治以後のわが国における哲学史の貴重なドキュメントであり、西洋哲学の伝統に対峙しうる独創的な思想を展開せしめた契機であった。本書では、西田や田辺の思想の根本にある「絶対無」の概念がどのような哲学的可能性をもっているのかを、西田と田辺の論争および、彼らとカントやヘーゲルなど西洋哲学の泰斗との対話を通して詳細に検証する。

目次

第1部 場所の論理と絶対媒介―絶対無をめぐる西田・田辺論争(「西田先生の教を仰ぐ」における田辺の批判と西田の応答;田辺の絶対媒介の弁証法と西田批判;「場所の論理」の新たな展開と「絶対媒介」)
第2部 対話の中の西田幾多郎(西田哲学とカント;西田哲学とヘーゲル弁証法)
第3部 対話の中の田辺元(田辺哲学とカント;田辺元のマルクス受容―「種の論理」の形成と実践の概念;田辺元における『存在と時間』の受容;田辺元と自然の問題)

著者等紹介

嶺秀樹[ミネヒデキ]
1950年福井県生まれ。1974年京都大学文学部哲学科卒業。1979年京都大学大学院文学研究科西洋哲学史専攻博士課程修了。1983年テュービンゲン大学哲学博士。現在、関西学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鯨、或は山田

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その対決の端緒は思えば、その出自にも在るのかもしれない。哲学の徒となる前に参禅経験までを持つ西田と、西田に請われるまでは東北で科学哲学の教鞭を取っていた田辺。歴史における存在と関係の在り方を論じるにも、根源的に「そこから見る」のか「そこを見るのか」の差異の拡大、といった気もする。とはいえこの二人のこともこの本の内容も十全に理解できるほどではとても無いのだけれども。2014/11/05

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