内容説明
現在、ドイツにおける最も定評あるEU法の概説書。リスボン条約による改正を反映した最新版。近年の著しいEU立法・判例の発展の最新情報を含む。理論的・実務的にEU法にかかわる読者にとって、最も利用価値ある書。TPPや日中韓FTA等わが国の直面する問題にも示唆を与える。
目次
第1部 EU法総論(欧州諸共同体とEUの発展;EUの法的性質;EUと加盟国の関係;EUの統治機構 ほか)
第2部 EU域内市場法(EUの経済体制と域内市場の実現;市場移動の自由 ほか)
第3部 EU政策法(経済通貨政策―経済通貨同盟;環境政策 ほか)
第4部 EU対外関係法(EUの対外的行為;共同外交安全保障政策)
著者等紹介
ヘルデーゲン,マティアス[ヘルデーゲン,マティアス] [Herdegen,Matthias]
ドイツ・ボン大学教授(元副学長)。国際法協会人権委員会委員。1957年生。法学博士(ハイデルベルク大学)。ドイツの学界を牽引するEU法・国際法の泰斗。著書・論文多数。憲法分野でも精力的に活動。ドイツ憲法(基本法)の代表的な註訳書であるマウンツ/デューリッヒのコンメンタールの編纂も担当
中村匡志[ナカムラタダシ]
日本維新の会埼玉県総支部副幹事長・埼玉13区(衆)支部長。中村国際事務所代表。ドイツ連邦共和国認証翻訳士。1977年生。埼玉県和光市出身。東京大学法学部卒業。比較法学修士(ボン大学)。ザールラント大学ヨーロッパ・インスティテュート欧州統合研究プログラム修了。元東京大学大学院法学政治学研究科助手(憲法)。ドイツ語大ディプローム保有。学術公刊業績多数。2013年にドイツより帰朝して現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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