内容説明
本書では、まず居住福祉プログラムのデザインについて概説しつつ、「超高齢社会」に突入したわが国に求められる、社会保障制度を補完する新たな方策を探る。具体的に言えば、それは、高齢者が住んでいる「持家」を生活資金(年金)に転換するリバースモーゲージ・ローンであり、高齢期の“在宅で健康で文化的な生活”の維持継続を支える「民間制度リバースモーゲージ」、すなわち「高齢者生活資金支援プログラム」の研究・開発である。
目次
第1章 東日本大震災から学ぶ居住の要件
第2章 少子高齢社会の暮らしと住まい
第3章 バリアブルな「住まい」
第4章 持家福祉のリバーシブル・ローン
第5章 不動産型終身年金契約
第6章 協住する時代
著者等紹介
倉田剛[クラタツヨシ]
東京生まれ。日本大学法学部卒業。日本大学大学院法学研究科修士課程満期修了。法政大学大学院経営研究科博士学位取得。愛知工業大学大学院情報科学研究科博士学位取得。現在、博士(法政大学・経営学)・博士(愛知工業大学・経営情報科学)、一級建築士・土地家屋調査士、国際ジャーナリスト連盟(IFI)会員、法政大学現代福祉学部・同大学院人間社会研究科(非常勤講師)、NPO法人リバースモーゲージ推進機構(理事長)、住宅資産研究所(一級建築士事務所・代表)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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