目次
第1章 障碍のある子どもの学習と教育(知的に障碍のある子どもの学習;知的に障碍のある子どもの教育;知的に障碍のある子どもの発達初期の行動 ほか)
第2章 障碍のある子どものための基礎学習(文字・数の基礎学習;概念行動形成の基礎学習)
第3章 学習の課題と実践事例(課題の見つけ方;見本合わせの課題;教材教具について ほか)
著者等紹介
菅原伸康[スガワラノブヤス]
1967年北海道網走市生まれ。福井大学大学院修了。国立久里浜養護学校文部科学教官、くらしき作陽大学子ども教育学部准教授等を経て、佛教大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ガミ
7
この著者の専門は主に知的障害を持つ子どもの中でも特に幼児期に関するものであるため、小中学生の相手としてはどうだろうかと考えるかもしれません。ただ、たとえ子供の年齢が上であっても、障害の程度で適することもあるので、それを念頭に置くと、じっくり形やモノの認識をはかるには参考になる教材が見つかるかもしれません。どの年代であっても心構えとして覚えておきたいのは、「子どもとのかかわり方」について。固定概念にとらわれず子どもと向き合い、彼らに合った教え方をしていくことの大切さがメッセージとして残りました。2019/01/01