教育における「政治的中立」の誕生―「教育二法」成立過程の研究

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教育における「政治的中立」の誕生―「教育二法」成立過程の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 316,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623061471
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C3037

内容説明

1954(昭和29)年、教育界に激震が走った。学校での「偏向教育」是正を目的とした「教育二法」が制定されたのである。東西冷戦が続くなか、「山口日記事件」をきっかけに、教育の政治的中立性をめぐる全国的な論争が巻き起こった。論争の舞台は国会に移り、法案として審議されるに至る。その後、教育界においてこの問題は、論争の党派性、イデオロギー対立の象徴として、長らくタブー視されてきた。本書はこの「教育二法」の制定過程を検証し、その歴史的意義を改めて考察する。文部省、日教組、知識人…それぞれの関係者は、何を目指したのか。豊富な史料に基づいた研究成果が、今、明らかになる。

目次

序章 なぜ、「教育二法」研究か
第1章 「教育二法」案の立案過程―国会審議以前における法案作成の経緯について
第2章 「教育二法」と中央教育審議会―教育の政治的中立性をめぐる論議の検討
第3章 第一九回国会における「教育二法」の成立過程―衆参両院文部委員会での審議を中心に
第4章 「教育二法」制定過程における教育関係団体―日本教職員組合の活動を中心に
第5章 教育の政治的中立性をめぐる論議と「世論」―「教育二法」を中心に
補章 文相大達茂雄と「教育二法」
資料編

著者等紹介

藤田祐介[フジタユウスケ]
1975年京都府生まれ。2003年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。現在、熊本学園大学准教授

貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1963年茨城県生まれ。1993年筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学。博士(教育学)。現在、武蔵野大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kozawa

0
とても面白く読んだ。テーマは『「教育二法」成立過程の研究』これによって戦後の教育の政治的中立の一つのラインが出来たことから、書名のような「誕生」というのがいいのか疑問はあるが、まぁ、(戦後日本)『教育における「政治的中立」の誕生』になる。色々なキーパーソンの信念と現実主義的動きが絡み合ってできあがって行ったであろう様子が漏れてくるようだ。当時日教組中心に猛反発したが当時の共産党や社会党も国会で最後は賛成に回って自由党がむしろ反対で通った法案が現在まで至る。2012/01/11

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