Minerva西洋史ライブラリー<br> 境界域からみる西洋世界―文化的ボーダーランドとマージナリティ

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Minerva西洋史ライブラリー
境界域からみる西洋世界―文化的ボーダーランドとマージナリティ

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  • サイズ A5判/ページ数 316,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623061228
  • NDC分類 230
  • Cコード C3322

内容説明

歴史上の境界は、単なる「線」ではなく、調停や融和を醸成する要因を含む「空間」である―。地理的な空間を超え、様々な人、言語、文化、経済などが混じり合う「文化的ボーダーランド(境界域)」。本書は、古代から現代にいたる西洋世界の歴史のなかで、新たな文化の起点となってきたボーダーランドを取り上げ、歴史研究への複層的アプローチを試みる。

目次

文化的ボーダーランドとマージナリティ
第1部 辺境としての境界域(海軍工廠都市ロシュフォールの誕生―近世フランス海軍成立史のひとこま;英国コーンウォールにおける海難の近代史―ジョン・ブレイ翁の『回想録』(一八三二年)を読む ほか)
第2部 内なる辺境としての境界域(ドイツ第二帝政下のポーゼン―境界域における諸民族の相克と共生;中世末期ロンドンの娼婦たち―ロンドン郊外サザクの娼館条例を読む ほか)
第3部 文明・帝国・民族の交差点としての境界都市(東西世界のはざまとしてのミレトス―ある境界都市の歴史;中世英仏関係にみる境界都市ボルドー―ワインと平和 ほか)
第4部 表象される境界域(冷戦の境界ベルリンの空間形成―国民をつくる空間;アテナイ市民の自覚と美術表現―民主政成立期における陶工の意識変化 ほか)

著者等紹介

田中きく代[タナカキクヨ]
1950年生まれ。1984年関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程西洋史学専攻単位取得退学。現在、関西学院大学文学部教授

中井義明[ナカイヨシアキ]
1948年生まれ。1980年同志社大学大学院文学研究科文化史学専攻博士課程中退。2004年博士(文学、立命館大学)。現在、同志社大学文学部教授

朝治啓三[アサジケイゾウ]
1947年生まれ。1978年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2004年文学博士。現在、関西大学文学部教授

高橋秀寿[タカハシヒデトシ]
1957年生まれ。1988年立命館大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。1999年文学博士。現在、立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

4
ものすごい広い時代と空間に渡る論文集なので感想まとめにくいけど、まあまあ面白かった。ただ古い時代になるとそもそも国民国家がないからどこでも境界といえば境界なのでは感がなくもない。英仏100年戦争も国家間の争いと言うよりプランタジネット家とヴァロワ家の争いであって、事実英国議会や他の貴族はフランスの領土保護や奪還に冷淡だった、とかはよかったがなんとなく本の主題からは外れているような。よってたかって分割されたポーランドの話とかは、主題通りかなと思うが。2023/11/18

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