伊藤博文をめぐる日韓関係―韓国統治の夢と挫折、1905~1921

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伊藤博文をめぐる日韓関係―韓国統治の夢と挫折、1905~1921

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  • サイズ B6判/ページ数 277,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623061204
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3021

内容説明

近代日本を創った男、伊藤博文が晩年に精力を傾けた韓国統治の構想は、いかなるものだったのか。本書では、伊藤の理想と挫折を通じて、その構想とは異なる朝鮮植民地統治が展開したことを示し、それにもかかわらず伊藤や明治天皇の死後も原敬内閣までは伊藤の理想の影響が残っていたことを明らかにする。

目次

プロローグ 伊藤博文の帝国への夢
第1部 伊藤博文の韓国統治と韓国併合(韓国統監就任までの伊藤;伊藤韓国統監の理想と韓国側の反発;ハーグ密使事件への伊藤の対応;伊藤の暗殺と山県・寺内の韓国併合推進;山県・寺内主導での韓国併合)
第2部 韓国併合と韓国王室・朝鮮人の包摂(韓国併合後に王族や朝鮮人をどう位置づけるのか;日本国内での王公族の位置づけの審議)
第3部 韓国併合一〇〇年と伊藤博文(伊藤博文と韓国統治―中塚明・趙景達・小川原宏幸論文等への反論;近代日本の天皇制―安田浩論文への反論)
エピローグ 伊藤博文の韓国統治が残したもの

著者等紹介

伊藤之雄[イトウユキオ]
1952年福井県大野市生まれ。1981年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。名古屋大学文学部助教授、京都大学大学院法学研究科教授等を経て、京都大学公共政策大学院教授(法学部・法学研究科教授を兼任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
図書館にて。2011年刊行。著者は京大の法学系の研究者で、一般向けには評伝「明治天皇」「西園寺公望」「山縣有朋」「伊藤博文」「昭和天皇」「原敬」を著している。本書は評伝『伊藤博文』(2009)と『伊藤博文と韓国統治 初代韓国統監をめぐる百年目の検証』(2009)に続いて書かれたもの。植民地研究者が扱う史料の範囲に偏りがあることを指摘している。かつて日本近代史研究者の間でも「労働者・農民」の立場から歴史を描くべきとの主張が強かったが、近代朝鮮・韓国史に関係する研究者にはいまも根強い、と語る2019/03/02

denz

1
伊藤の韓国統治について、保護国化を通して韓国を近代化させ、韓国人を独り立ちさせることが目的であったが、1909年1月から2月にかけての純宗巡行における民衆の反日気分を悟ることによって併合やむなしとなり、4月10日に桂太郎首相らに併合に異論なしと伝えた。伊藤の併合後の構想は、植民地議会と責任内閣という「自治」を認めるものであったが、10月に暗殺、以後は山縣有朋・寺内正毅ら日本主導の統治様式へと収斂した。また、閔妃暗殺事件は現地の暴走で伊藤首相は知らなかったこと、一進会は韓国人に嫌われていたらしい。2012/08/04

Sosseki

0
初代総理大臣でお札の肖像にもなった伊藤博文だが、ほとんど知らなかった。立憲君主制を重んじ、平和的な人物だったようだ。日韓の共通理解はなかなか進みそうにない、どころか、むしろ悪化しているようだ…。2015/10/13

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