内容説明
現代の哲学・思想は、狭義の学問上の一分野であるにとどまらず、社会、政治、経済における様々な判断をする際の準拠となることが求められてきている。一方で、問題ごとに専門分化が進んだ結果、その問題の全体の中での位置づけも、またその複雑精緻な内容も、容易には理解できなくなっている。本書では、現代の哲学・思想の全体像を示し、特に重要な問題点を明らかにする。
目次
第１部 現代哲学の潮流（生の哲学；実存主義；現象学；解釈学；プラグマティズム；有機体の哲学；社会哲学・政治哲学）
第２部 現代思想の動向（正義論の展開；医療倫理；ビジネス・エシックス；環境哲学；ジェンダー論；脳と心；無意識の心理学；科学論・技術論）
著者等紹介
小坂国継［コサカクニツグ］
１９４３年中国生まれ。１９７１年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、日本大学経済学部教授。文学博士（早稲田大学）
本郷均［ホンゴウヒトシ］
１９５９年愛知県生まれ。１９９３年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京電機大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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YJ
9
概説やけど、難易度の差が激しいっちゃが。中々面白い。2015/09/05
ひーくん
0
ホワイトヘッドという人の言っていることがさっぱりわからなかったけれど、これからどんどん古典を読み始めます2016/01/24
Yasuaki Miyamoto
0
環境哲学、ジェンダー論など、幅広い分野の思想が取り上げられています。興味がある部分だけ拾い読みしました。2013/04/29
