内容説明
本書ではソーシャルワーカーのネットワーキング機能に着目し、量的・質的調査の結果から、ネットワークとソーシャルワークの関連性を検証し、ネットワーキングプロセスのモデル化を試みる。個別支援から地域支援へと「つなぐ」という、ソーシャルワーカーの新たな役割と手法を、実践をとおして具体化させており、実践報告としても意義ある1冊。
目次
第1章 地域密着型ケアシステムの必要性
第2章 日本型コミュニティケアを問い直す
第3章 波及するネットワークの形成―ソーシャル・キャピタル論の可能性
第4章 コミュニティソーシャルワーク実践の検証研究
第5章 柔らかく強いネットワークを目指して
終章 ネットワーク研究の展開
著者等紹介
川島ゆり子[カワシマユリコ]
2007年関西学院大学社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在、花園大学社会福祉学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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