内容説明
いま人々が暮らしていくうえで根源的に大切な場が揺らいでいる。本書は現代の諸課題の根底にある問題と向き合い、課題をとらえなおすことで地域の未来を考えていく。
目次
地域を生きるために
第1部 地域を考える(いまなぜ地域を考えるのか;地域主義の系譜と地域学;文化現象としての地域―生の充実を求めて ほか)
第2部 地域をとらえる(生きられる地域のリアリティ―反省の学としての地域学を目指して;人の移動から地域を問う;地形から地域を読む ほか)
第3部 地域をとりもどす(地域がつくる福祉;地域が学校をとりもどす;アートが地域を再生する ほか)
希望の学としての「地域学」
著者等紹介
柳原邦光[ヤナギハラクニミツ]
1956年島根県大田市生まれ。1991年広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学(西洋史学専攻)。現在、鳥取大学地域学部地域文化学科教授。専門、フランス近代史
光多長温[ミツタナガハル]
1943年熊本県熊本市生まれ。1967年東京大学経済学部卒業。現在、鳥取大学地域学部特任教授。専門、地域経済学
家中茂[ヤナカシゲル]
1954年東京都墨田区生まれ。2000年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。現在、鳥取大学地域学部地域政策学科准教授。専門、村落社会学、環境社会学
仲野誠[ナカノマコト]
1965年山形県河北町生まれ。1993年ミシガン州立大学大学院(社会学)修了。1997年関西学院大学大学院社会学研究科博士課程後期課程中途退学。現在、鳥取大学地域学部地域政策学科准教授。専門、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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