内容説明
1940年から2000年までの60年間にトヨタ社内報で報道された人事関連記事をもとに構築した、6万人/25万レコードにも及ぶ独自の量的キャリアデータとトヨタ社員への面接記録による質的データを駆使しながら、企業社会トヨタの競争構造を詳細かつ網羅的に分析。まさにトヨタ研究の決定版といえる一冊である。
目次
問題意識と本書の構成―企業社会研究の意義
第1部 人事空間概念とその適用(人事空間の構成要素―人事構造と人事意識の矛盾;トヨタ人事データの構造と構成―戦後トヨタの人事発生動向)
第2部 昇格異動と部署異動―数量分析(キャリアツリーの3時点比較―チューブの中のアミダクジ;昇格空間の変容と昇格管理―昇進構造と昇進意識;トヨタ人事方式の諸原則―厳選主義と年功制の同時存在;トヨタ人事と他社人事―トヨタと他社の人事諸指標;部署・分野編成と部署異動―スペシャリストとジェネラリスト;部署異動とキャリア格差―社内地位とキャリア;長期勤続制度―終身雇用の運用実態)
第3部 社会格差と企業内格差―事例分析(企業社会と女子社員―結婚退職とジェンダー体制;個別人事空間の動態―個人、上司、人事部の3者ゲーム;賃金と家計―トヨタ技能員の給与明細分析;出身階層と社内格差―誕生からキャリア中期まで;社内格差と人生行路―キャリア中期から引退まで;企業社会と3世代社会移動―企業内格差と一般社会格差;役員会の構成と昇進ルール―企業トップの内部構成;企業戦士の死亡退出―宗教集団の死亡者処遇)
企業社会の誕生と終焉―企業社会体制の光と影
著者等紹介
辻勝次[ツジカツジ]
1943年東京生まれ。1965年早稲田大学第一文学部哲学科社会学専修卒業。1969年東京都立大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了。1971年立命館大学産業社会学部助教授。1984年立命館大学産業社会学部教授。2008年立命館大学定年退職。現在、立命館大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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