内容説明
人間を束縛する差別や貧困、暴力はどのような社会関係や社会構造から生起してくるのか。また、そうした差別や貧困、暴力の束縛から自由になるためには、どのような人間関係を築き、どのような社会を創造していけば良いのか。本書では、人間を常に多面的・総合的に捉えることによって、それらを克服するための問題提起を行い、人が人として、真に健康で幸福に生きる途(Well‐being)を探究する。
目次
社会福祉とは
社会福祉の目的と仕組みとは
現代社会の福祉問題の背景とは
現代家族と子どもの課題とは
社会福祉政策の発展とは―イギリス、アメリカ、ドイツ、日本における社会福祉政策の発展
福祉の発展に寄与した人とその思想とは
社会福祉の支援方法と技術の原則とは
社会福祉の制度と仕組みとは
利用者の権利擁護と当事者主権とは
社会福祉政策の関連領域の実態とは
福祉政策の動向と課題とは
当事者活動と社会福祉実践の展開とは
著者等紹介
加藤博史[カトウヒロシ]
1949年生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。博士(社会福祉学)。14年間の精神病院PSW勤務の後、京都文教短期大学助教授を経て、龍谷大学短期大学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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