内容説明
現代の企業経営においては、自然環境や社会への配慮といった視点が欠かせない。持続可能なマネジメントを展開することが企業価値の向上へとつながり競争優位性を保つ重要な鍵となっている。企業の命運を左右するそうした新潮流を解明し企業経営に活かしていくことが現代経営学にとって重要な課題である。本書では、環境経営・CSR(企業の社会的責任)に関する理論的蓄積を踏まえたうえで、それらの統合的な体系構築を試みる。
目次
問題意識と課題
第1部 マネジメントの展開と新潮流“理論編”(マネジメントの展開―組織と環境を巡る研究の展開;環境経営を巡る理論と規格;CSRを巡る理論と規格)
第2部 現代企業の課題と持続可能なマネジメントの体系 実践編(企業を取り巻く新たな状況と現代企業の課題;持続可能性とマネジメントのあり方;持続可能なマネジメントの体系と展開)
要約・結論・展望
著者等紹介
八木俊輔[ヤギシュンスケ]
1964年京都府に生まれる。1987年京都大学農学部農林経済学科(現食料・環境経済学科)卒業。1989年京都大学大学院農学研究科農林経済学(現生物資源経済学)専攻修士課程修了。1992年京都大学大学院農学研究科農林経済学(現生物資源経済学)専攻博士後期課程単位取得。京都大学博士(生物資源経済学)。神戸国際大学経済学部専任講師、助教授を経て、2004年4月より教授。現在、神戸国際大学経済学部経済経営学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 銀の船と青い海 河出文庫