内容説明
人間は自然に何をしてきたのか、人間にとって自然とは何か、人間は自然との共生をどのように考えるべきか、今、われわれが解決すべき地球環境問題への答えが、ここにある。
目次
プロローグ 倫理の拡大と急進的環境主義の展開
第1章 「自然権」から「自然の権利」へ
第2章 アメリカの環境主義とそのイデオロギー的起源
第3章 生態学が生物学的世界を拡大する
第4章 宗教の緑化
第5章 哲学の緑化
第6章 自然の解放
エピローグ 奴隷制度廃止論、環境主義、アメリカ自由主義の限界
著者等紹介
ナッシュ,ロデリック・フレイザー[ナッシュ,ロデリックフレイザー][Nash,Roderick Frazier]
1939年米国・ニューヨーク生まれ。1960年ハーバード大学歴史学部を優等で卒業後、ウィスコンシン大学大学院で歴史学の博士号(Ph.D.)を取得。現在、カリフォルニア大学サンタバーバラ校名誉教授。環境史・環境倫理思想史の世界的権威
松野弘[マツノヒロシ]
1947年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。山梨学院大学経営情報学部助教授、日本大学文理学部教授・大学院総合社会情報研究科教授等を経て、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授。博士(人間科学、早稲田大学)。日本学術会議・連携会員(特任―環境学委員会)。東京農業大学客員教授、千葉商科大学大学院政策情報学研究科客員教授、新潟産業大学客員教授、日本大学大学院総合社会情報研究科講師(兼任)を兼務。専門領域としては、環境思想論/環境社会論、産業社会論/CSR論・「企業と社会」論、地域社会論/まちづくり論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Hiroki Nishiyama
壱萬参仟縁
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