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Minerva社会学叢書
進路選択の過程と構造―高校入学から卒業までの量的・質的アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784623058525
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C3336

内容説明

本書は、就職から大学進学まで多様な進路に進む生徒を抱える高等学校(入学難易度でいうと学区で下から2番目ぐらいの)5校の協力を得て、量的なアンケート調査とインタビューや観察などの質的調査を組み合わせて(混合研究法、MMR)3年間継続実施し、その学校の生徒たちの進路希望が入学から卒業までどのように変化し、結果としてどのような進路に決定したのかを追いかけた追跡的調査研究である。

目次

高校生の進路選択を見る視点
第1部 調査概要と基礎分析(研究の方法とデータの概要;進路多様校における進路希望の変容―学科、性別、成績、階層による進路分化は進むのか;進路多様校における進路指導;進路多様校における進路行事と生徒の意識・行動―仲介業者に注目して)
第2部 テーマ別分析(専門高校の職業選抜―工業高校を事例に;専門学校は大学進学の代替的進路か?―進路多様校における専門学校希望者の分析による検討;四大シフト現象の分析;進路未定とフリーター;高校中退と新規高卒労働市場―高校生のフリーター容認意識との関連から;都市部高校生の進路選択とローカリズム)
進路選択と社会・再考

著者等紹介

中村高康[ナカムラタカヤス]
大阪大学大学院人間科学研究科・東京大学大学院教育学研究科准教授(併任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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