内容説明
自治体は、どのようになっているのか?地方分権、NPM、市民参加…転換期にある地方自治のキーワードを念頭に、制度と政策が連携する重要性を読み解いていく。
目次
第1部 歴史(地方自治とは何か;地方自治の歴史;地方分権改革)
第2部 マネジメント(NPM(新公共経営)
政策
財政と会計)
第3部 ガバナンス(市民参加;機関;監査)
第4部 自治のカタチ(種類と規模;国と地方・地方間の関係)
著者等紹介
橋本行史[ハシモトコウシ]
1953年生まれ。1978年京都大学法学部卒業。1978年から1999年まで神戸市役所にて勤務。1998年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。1998年博士(経営学)(神戸大学)。現在、関西大学政策創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおかみ
8
編著者はかつて神戸市役所に勤務した人物。地方自治の歴史・変遷を踏まえた上で、現代の地方自治がいかなる課題に直面しているのかが分かりやすく解説される。市町村合併や道州制といった新しい話題にも言及しており、現在進行形の地方自治論を理解することができる。2011/07/31
oz
4
初読。学部生レベルの地方自治論の入門書だ。地方分権の時代にあっては地域住民は自己決定し、リスクを負わねばならない。原発も軍事施設も、誘致に賛成し利権に預かった時点で、それに伴うトラブルも住民が自己責任として引き受けねばならない。初学者でもわかりやすく、それなりに深く、最新の動向まで説明されているので、特に高卒・理系学部出身の地方公務員志望者は面接対策として読むことを強く奨める。 2011/10/29
がくたろう
1
入門的で総括的な本。事実を知るには良いかもしれない。2011/01/09
SATOMAN
0
試験のためにようやく読了。 疲れた…。2017/06/30