内容説明
幕末の忠臣、蝦夷へ、フランスへ。希代の賢人の生涯を追う。
目次
第1章 少年期から奥医師時代まで―文政五年から安政四年
第2章 函館の産業開発と病院設立―安政五、六年頃
第3章 国際人への成長と樺太・千島の視察―万延から文久年間
第4章 幕末外交交渉の現場で―元治元年から慶應三年まで
第5章 フランスからの「近代」の輸入―慶應年間
第6章 パリの鋤雲―慶應三年から明治元年
第7章 フランス文明の思い出―暁窓追録
第8章 郵便報知新聞で
第9章 個人的生活と死後
著者等紹介
小野寺龍太[オノデラリュウタ]
1945年生まれ。1963年福岡県立修猷館高等学校卒業。1967年九州大学工学部鉄鋼冶金学科卒業。1972年九州大学大学院工学研究科博士後期課程単位修得退学。九州大学工学部材料工学科教授を経て、九州大学名誉教授(工学博士)。日本近代史、特に幕末期の幕臣の事跡を調べている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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