内容説明
問題解決アプローチとして依拠している社会福祉調査法が、どのような理論に裏付けられ、どのような方法で実践されるかを明らかにする。そして基本から実践まで、事例を取り込みながら自らが実践できるところまでを学ぶ。基礎編では、社会福祉調査の歴史的背景から基本的な調査の流れについて概説。次に、応用編として、理論と事例を通じて社会福祉調査における信頼性と妥当性を導くための方法論を記述する。また、資料編では実践事例から、調査報告書の作成に際し、どのような注意を図りながら調査を実施することが大切なのかを明らかにする。
目次
基礎編(社会福祉調査の概要;社会福祉調査の方法;研究デザイン;社会福祉調査の種類;社会福祉調査の範囲;標本抽出;社会福祉調査の手法;科学的データ)
応用編(調査目的;調査票の作成;データ分析;報告書)
資料編―実践事例:調査報告書の実際
著者等紹介
立石宏昭[タテイシヒロアキ]
東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業。福岡県立大学大学院人間社会学研究科福祉社会専攻修了。九州保健福祉大学大学院社会福祉学研究科修了・博士(社会福祉学)。現在、九州産業大学国際文化学部臨床心理学科精神保健福祉コース教授。専門はソーシャルワーク方法論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。