内容説明
「情報化社会の到来」という言葉に代表されるように、大量の情報が日々絶え間なく流され続ける現代社会の姿がここにある。問題となるのは、情報の量ではなく情報がもたらす様々な影響であり、その結果にある。本書では、“情報”と“コミュニケーション”をキーワードに、マス・コミュニケーション、新しいメディア(電子、デジタル)と対人コミュニケーション、の側面から現代日本社会の姿を分析する。
目次
コミュニケーション研究の現状
第1部 現代社会とマス・メディア(感情とマス・メディア;少女マンガというコミュニケーション―『NANA』にみる自我表現の現在をめぐって;テレビ放送と子ども)
第2部 新しいメディアとコミュニケーション(ウェブ社会の諸問題;情報リテラシーと格差社会;情報化社会のコミュニケーション)
第3部 パーソナル・コミュニケーション(親と子のコミュニケーション;記憶とコミュニケーション)
コミュニケーションの限界と可能性
著者等紹介
茨木正治[イバラギマサハル]
東京情報大学総合情報学部教授
圓岡偉男[ツブラオカヒデオ]
東京情報大学総合情報学部准教授
中島淳[ナカジマキヨシ]
東京情報大学総合情報学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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